「とんかつ…久しぶりに、ドスンと入れていくか」
ドラマ『孤独のグルメ』Season1 の第 6 話に登場した、鷺ノ宮の「みやこや」に再びやって来ました。1 年前に一度来た店ではありますが、あのときはメインのロースにんにく焼きが目当て。でも、とんかつ屋まで来てとんかつを食べないというのももったいないなあ、と、機会があればまたとんかつを食べに来ようと思っていました。そしたら最近こどグル聖地巡礼を始めた某氏のエントリーに触発されて、思い立ったというわけ(笑。
さあて、とんかつ。こういうところの実力を測るなら、やっぱりロースカツだろう。でも、ヒレカツもうまそうだなあ。
チキンカツ…そういう手もあるな。迷ったときは両方だ。
注文してしばらく、揚がるのを待ちます。カウンターの上に、皿、キャベツ、マカロニサラダ、練りからし、味噌汁、と順に用意されていくのを見ると、それだけで期待が高まるというもの。
おおお~、きたきた。ミックスかつ定食。
上がヒレカツ、下がチキンカツ。二階建てか。
ど~んとボリューム感のあるチキンカツ。その上に、ちょっと上品に、ヒレカツ。うんうん、いいじゃないか。
塩とソース、どっちでいくか。
二階建てには、ソースだ。
…いや、やっぱり迷ったときは両方だ(ぉ
カウンターの上に置かれていた淡いピンク色の岩塩の魅力に抗えず、半分は岩塩を振りかけてみました。
まずは豚から。…うん、いいじゃないか。
チキンはどうだろう。…うん、確かにチキンだ。豚とは世界が違う。
どちらも、衣がけっこうしっかりしていて、食べ応えがあります。これは、ドスンと来るなぁ~っ。
岩塩は、肉そのものの味と、衣の風味が直に味わえて良いけど、あえて比較するならば二階建てにはやっぱりソースだった。今日の俺は、ソースの味を求めていたんだ。
なんだか、エンジンがかかってきたぞ。
ここは、某氏のレポートエントリーでやたらうまそうだった「豚ほほ肉のあみ焼き」、追加で入れていこうか。
脂の乗った牛ほほ肉を、シンプルに塩胡椒と直火で焼いただけのもの。でも、カリカリに焼かれた表面の食感と、塩胡椒の実直な味付けの中に、柔らかいほほ肉の、甘い脂分がじゅわあっと溶けてくる食感の対比がたまらない。
これは、カツの二階建てに負けないうまさ。昼間でなければ、ビールか焼酎をもらいたくなるなあ。これでほんの 500 円ですよ。
おかずがいいと、ごはんもうまい。
今回は平日のお昼過ぎを狙って来てみたら、常連さんも一見さんもいる感じで、ほぼ満席。それでも、誰もが帰りがけに口々に「本当においしかった」と言ってお店を後にしていたのが印象的でした。
いやあ、ごちそうさまでした。
…って、「ロースにんにくはさみ揚げ定食」!そういうのもあるのか。
これは、もっといろんなメニューを開拓しに来るしかないのかなあ。自宅から遠いんだけど…。
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