以前渋谷店で食べてたいそう気に入ってしまった「山本のハンバーグ」の大岡山店に行ってきました。
大岡山というと、昔は生活感ある学生街というイメージでしたが、東急線の再編以降オシャレな店や有名店が進出してくるようになりました。古き良きローカル商店街に紛れ込むような形で、山本のハンバーグ大岡山店を発見。
渋谷店同様に女性客多めだけど学生っぽい人やファミリーもいたりして、雰囲気はちょっと違います。
例によって写真だけでソソられてしまうメニュー。店舗によって内容が違うのか、それとも改訂がかかったのかわかりませんが、渋谷店で見たときとはちょっと変わって「ほそびき」「あらびき」といった表記が加えられています。
どれも美味しそうで、迷ってしまうなあ…。
さらに別紙で季節限定メニュー。
これもこれで、どっちも気になるなあ…特に賄いから生まれた牛すじ煮込みハンバーグ!牛すじ煮込み料理好きとしてはこれは一度食べておかなくては。注文はこれで決まり。
ランチセットに含まれるサラダと野菜ジュースがまずは運ばれてきました。
サラダはパプリカや根菜がたくさん入った彩り鮮やかなもので、見た目からして嬉しい。
野菜ジュースは自家製。運ばれてきたときに「今日の材料はこれ」という感じで絞る前の素材を持ってきてくれるのもちょっと楽しい。サラダ&野菜ジュースでこれから食べる肉をあらかじめ相殺してくれそうな安心感があります(笑
そして、これが牛すじ煮込みハンバーグ。
テーブルに到着するなり、デミグラスソースのいい香りが鼻をついてきます。
ハンバーグの上にはタマネギとブロッコリー、プチトマトが載せられていて盛り付けも美しい。また野菜に隠れて見えないけどトロットロの牛すじが少し載っているのも嬉しい。
ハンバーグはスプーンで切ると中から肉汁ジュワ~。店名を冠した「山本のハンバーグ」は中からチーズソースが出てきて驚いたけど、この煮込みハンバーグは肉そのものの味をデミグラスで味わうのが正道でしょう。しっかりコクのあるデミグラスソースは私好みの味。野菜自体の自然な甘みがちょうど良く、ハンバーグとの相性抜群です。
この味噌汁にも驚かされました。白菜と三葉にパプリカが入っていて、春らしい華やかな香りがいい。味噌汁というよりは春野菜のスープという印象で、煮込みハンバーグと組み合わせても違和感ありません。
カウンターの上には大岡山店限定の薬味として特製のふりかけが用意されていました。じゃこ入りの見るからに美味しそうなふりかけで、おかずが美味しければ白飯で十分派な私としても、これは食べてみるほかない。
ふりかけご飯なんて何年ぶりだろう?これが意外と、ハンバーグと一緒に食べても「アリ」な味。ついご飯をおかわりしたくなってしまったけど、炭水化物の取り過ぎには気をつけているので、ここはグッと我慢…。
ああ美味しかった。満足度の高いハンバーグでした。
美味しいハンバーグを食べると幸せな気分になりますね。
チェーン展開していながら店舗ごとのオリジナリティも出しているのは面白いし、あちこちの店舗に行ってみたくなりますね。渋谷店も大岡山店も、店員さんの接客がとても心地良いのも印象的。ランチにしてはちょっと高めだけど、それだけの価値はあると思います。
きっとまた来よう。
ごちそうさまでした。
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