「天草大王と十割そばの店 秀」が鍋をはじめたということで、新橋へいそいそと。
まずはビールから。アテは私の好物である鯛わたと、いぶりがっこのマスカルポーネ和え。空腹でもつい珍味系から行ってしまう悪い癖(^^;;
目玉料理な天草大王のメンチカツ。例によって鶏肉とは思えないジューシーさでうまい。白飯が欲しくなります(笑
で、鍋。天草大王を贅沢に使った水炊きです。これで二人前。
鍋には最初から天草大王の骨付き肉が入っていました。あらかじめ鶏ガラを 6 時間煮込んだ出汁に、さらに骨付き肉を入れて 1 時間煮込んだスープとのこと。見るからに旨味が抽出されています(´ρ`)。
この出汁で具材を煮込んでいくわけですが、その間、日本酒をいただきながらできあがりを待ちます。この日のおすすめは「船中八策」のひやおろし。辛口で私好みの味でした。片口(瓶の手前にある褐色の酒器)もしゃれています。
熱々にできあがった鍋。ポン酢、もしくは岩塩でいただくわけですが、私は濃厚な出汁の旨味をそのまま味わいたかったので、岩塩で。出汁そのものは調味されていないので、この塩加減ひとつで好みの味に調整できます。天草大王の引き締まった肉の食感もまた良し。
串物もはさんだりしつつ、
どんどん日本酒が進むわけです。刈穂 気魄の辛口はやっぱりうまい。
こちらは厚い厚揚げねぎ味噌焼き。ねぎ味噌の風味が良くてまたまた日本酒が進みます。
〆は鍋の出汁で煮込まれた十割蕎麦。前回はせいろでいただきましたが、今回は温めて。天草大王の出汁がたっぷり出たスープのおかげでかなり美味しいですが、やっぱり量的にはおかわりしたくなりますね(笑。
気候的には 11 月のわりに暖かめの日が続いていて、それほど「今夜は鍋!」という気分でもない感じですが、うまいものはうまい。このお店には、忘年会までにまた来ることになりそうです。
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