キヤノン、広角24mm・GPS搭載の「PowerShot S100」を国内発売 – デジカメWatch
キヤノン / PowerShot S100
海外で発表されていた PowerShot S100 が国内でも正式に発表されました。
従来の PowerShot S95/S90 の正統後継という位置づけながら、レンズは 28-105mm/F2-4.9 相当→24-120mm/F2-5.9 相当に、センサは 1/1.7inch 1,000 万画素 CCD→1/1.7inch 1,210 万画素 CMOS に、画像処理エンジンは DIGIC 4→DIGIC 5 にそれぞれ進化し、GPS 搭載やフル HD 動画撮影対応など、完全な新機種として開発されたことが分かります。
私は 2 世代前の PowerShot S90 を愛用していますが、これがまた不満の少ないカメラで、さほど買い換えの必要を感じていません(用途違いで DSC-HX9V も使っていますが)。不満があるとすれば 3:2 モードで撮れないこと、マクロモードを記憶してくれない(電源を切るとマクロオフに戻ってしまう)こと、そもそもマクロにあまり強くないこと、あと微妙に歪曲収差がある(ひどいわけではなく、俯瞰でブツ撮りすると気になるレベル)ことくらい(←挙げてみたらけっこう不満あるじゃないか)でしたが、少なくとも S95 世代では 3:2 モードが追加されているし、最短撮影距離も 5cm→3cm に短縮されているし、あとはマクロの挙動とレンズ性能がどうかですかね。
フルオートで撮るなら他にも扱いやすいコンデジはあると思いますが、それなりに凝った撮り方もできて不満の少ないカメラ、という意味では PowerShot S シリーズはベストチョイスではないかと思っています。私もメインコンデジの座を S90 から交代させてもいいかなとは思いますが、初物価格の¥5.5 万はさすがに手が出ない・・・。S95 は今なら¥3 万くらいで買えてしまうので、そのくらいになったら買い換えたいかな。最近、¥4~5 万するコンデジがあっと言う間に¥3 万くらいまで値下がりすることが常態化しているので(タイ洪水の影響で今後はそうも言ってられなくなるかもしれませんが)、コンデジの初物を買うのがどうももったいなくて。こういう状態、メーカーにとってもユーザーにとっても不幸だと思うんですけどね(´д`)。
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