[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
Touit 2.8/12。この画角を何とか自分のモノにしたい、と思って、仕事の行き帰りに少しずつ時間を見つけて撮っています。
[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
ちょっとでも気を抜くと平板でつまらない画になってしまうシビアな画角ですが、それだけに面白い。
[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
いろいろ撮ってみて、このレンズは広大な風景を撮ってもいいけど、どちらかというと人工物、特に都会の建築物なんかを撮ると画に力が出るんだな、と。
[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
ついつい、パースペクティブに頼った構図を取ってしまいがちですが、超広角にしては歪曲が非常に少ないレンズなので、真正面から被写体の力強さを感じられる一枚を撮れるようになりたい。
[ Sony NEX-5R / Carl Zeiss Touit Distagon T* 12mm F2.8 ]
「写真」は「真実を写す」と書きますが、パースや被写界深度など、レンズを通している時点で肉眼とは見え方が異なるもの。ならば、必ずしも写実性にこだわらなくても、現実世界を非現実的に表現する、というのも「写真」なのでしょう。
普段とは違う視野で世の中を見せてくれるレンズ。このレンズは、今まで私が持っていなかった表現の扉を開いてくれるような気がしています。
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