VAIO Pro 11 のセットアップをぼちぼちと進めています。メインマシンじゃないので急を要さないのと、Win8 の勝手がよく分からない部分もあるので、試行錯誤しながら。
で、買ったらまずはリカバリメディアを作成して、万が一メインストレージが飛んだときにでもリカバリできるようにしておく必要があります。
VAIO のリカバリ/リカバリメディア作成なんて随分やっていませんでしたが、久しぶりに見たら DVD/BD だけでなく USB メモリもリカバリメディアとして使えるようになっているんですね。まあ、最近では光学ドライブを搭載した PC も随分廃れてきていて、外付けの光学ドライブを持っている人も減っていくでしょうから、それで正しいのでしょうが。
とはいえ、VAIO Pro 11 のリカバリメディアの作成には 16GB 以上の USB メモリが必要になる模様。さすがに手持ちの USB メモリでこのサイズのものはそんなに持っていないので、リカバリメディア専用として比較的安価なものを一つ買ってきました。
ソニー / POCKETBIT 16GB USM16GM (ホワイト)
リカバリ自体そんなに頻繁にするものでもないし、ここは速度よりもコストパフォーマンス重視で。ちなみに USB 3.0 のメモリを使おうとしてトラップにはまっている人もまま見かけますが、リカバリメディアは USB 2.0 のメモリにしか対応していないようです。
どちらかというと保管用途なので信頼性重視…と考えると、愛用しているノックスライド式よりも固定式のほうが良いかなと思って、このタイプにしました。何の変哲もない形状です。
データアクセス時には、外側の透明パーツの奥に埋め込まれた LED が黄色く光ります。
リカバリツールの表示によると「15GB 以上の空き容量が必要」なのに対して、この USB メモリの実容量は 15.6GB。ギリギリです。
リカバリメディアの作成にはけっこう時間がかかります。まあほぼ初回のみの作業なので、気長に待ちます。DVD/BD だとこれにメディア交換の手間がかかるので、いったんセットしたらあとは放っておけばいい分、USB メモリのほうがラクではあります。
ちょっと不安だったのが USB プラグの部分がプラスチックだということ。USB の通信はプラグ内部の接点で行っているので、外側は金属である必要はなく、極端な話かつてあった POCKETBIT MINI のように接点のついた基板だけでも USB メモリとしては成り立ってしまうのですが、端子の耐久性(プラグの上下や側面から圧力や衝撃が加わったときのための保護)という面では弱くなります。この USB メモリもプラグがプラスチックなので圧力や衝撃にはあまり強くなさそうな上に、1~2 回抜き差ししただけでプラグのプラスチック部分にあっさり擦り傷がついてしまって、これは頻繁に抜き差しする用途には使いづらそう。そういう意味では、プラグをスライド収納するタイプのほうがまだ信頼性は高かったでしょうね…。
まあ、リカバリメディアの作成が終わったら VAIO の製品カートンに入れて必要になるときまで保存しておくだけなので、とりあえず用は足りましたが。
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