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横浜中華街 熊猫飯店

家族でみなとみらい方面に行く用事があったので、それじゃあお昼はついでに中華街しかないでしょう!というわけで、中華街でごはんを食べてきました。でも、家族で中華街、というのは初めて。独りとか友人とであればこぢんまりした渋めの店を攻めるのが好きですが、子連れだとなかなかそうはいかない。かといって「●●楼」みたいなのもなんか違うよなあ…と思いあれこれ探してみたら、ちょうど良さそうなお店を見つけたので、予約して訪店。

熊猫飯店

熊猫飯店

元町・中華街駅から徒歩 3 分、横浜大世界のすぐ近く。比較的新しくて親しみが持てる感じの店構え。パンダをイメージキャラクターにしているくらいなんだから子連れでも気兼ねなく楽しめるに違いない、という安易な考えでしたが、まさにそのとおりのお店。他にも家族連れ客多し。かといってファミレスほど所帯じみた感じもなく、程よくリラックスした雰囲気の中で中華料理を満喫できるお店でした。

熊猫飯店

店頭には大きなパンダのぬいぐるみが。そういえば君たち、人形町に生き別れの兄弟がいるから迎えに行ってあげないと!(ぉ


熊猫飯店

二階建てのこぎれいな店内。通されたのは一階のテーブル席でしたが、厨房がガラス張りになっていて、一階席なら調理している様子がよく見えます。

定期的に、ガラス越しに立ち上る焔。燃え上がれ~って感じでかっこいい、このライヴ感がいい。子どもたちも最初はちょっと怖がりましたが、慣れてくると面白がっていました。これは一階席で正解だったなあ。

熊猫飯店

厨房の様子に見入っていたら、けっこうあっという間に料理が出てきました。
まずはメニューの中でも心惹かれた、細切揚げ豚肉と辛子炒め。青椒肉絲に似ていますが、細切り肉が揚げてあるので青椒肉絲よりパンチがあるのと、入っている唐辛子と花椒の量が半端ない。インパクトのある辛さですが、それ以上に花椒の刺激がすごい。のっけからいきなり口の中が麻痺しそうな刺激に、食欲がさらにそそられます。

熊猫飯店

そしたらもうビール頼むしかないじゃないですか!(ぉ
なんともビールが進む味。でも、花椒の刺激のせいで味覚がおかしくなってしまい、ビールが妙に甘く、かつ口の中がスーッとする感じに。

これこれ、これですよ。今日の俺は四川の辛さを求めていたんだ…!

熊猫飯店

これに続くのが豆苗の炒め。本当は、好物の空心菜の炒めが食べたかったんですが、時季じゃないということで取り扱いなし。でも豆苗もうまい。少し青臭さを感じるほどに新鮮な豆苗を、たっぷりのニンニクとゴマ油で炒めただけの料理だけど、そのシンプルさが逆にいい。これまたビールが進みます。

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そして本命、陳麻婆豆腐。見るからに辛そうな赤さに、これもまた花椒がたっぷり入っていて、たまらない刺激。でも、分析しきれないくらい多様な香辛料や醤のうまみが凝縮されたたれに挽肉が絡んで、何とも言えない深い味。これは白い飯が欲しくなるなぁ~、というわけで、後で白飯にかけて食べました(笑

熊猫飯店

焼き餃子。表面をカリッと焼かれた皮の中に、ギュッと凝縮された餡のうまみ。この焼き餃子も間違いなくうまい。子どもたちもぱくぱく食べていました。

熊猫飯店

事ここに至っては、そりゃあ紹興酒を頼まざるを得ないってもんです(笑。熱燗でチビチビ。花椒の刺激には、ビールよりも紹興酒の口当たりのほうが相性は良いですよね。

久しぶりの昼酒、この背徳感がたまらない。この後用事があることとか、もうどうでも良くなってきます(ぉ。

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〆その 1、天津丼。唐辛子と花椒のコンボに攻められた後に、このほわっと優しい味が落ち着くんだ。

なんだか、100m 全力で泳いできた後に、やっと掴まれる場所を見つけた、そんな安心感(笑

熊猫飯店

そして最後の〆は酸辣麺。担々麺と迷ったけど、ストレートに辛い系はいろいろ食べたので、ちょっと方向性を変えて。この酸っぱ辛い味ってなんだか定期的に食べたくなるんですよね。でも、これだけ唐辛子と花椒を食べた後だと辛味はあまり感じなくて、ちょうど良い具合に酸っぱくて、むしろマイルドささえ感じるとは(笑。激辛四川料理の締めに酸辣麺、これは中華料理の〆に新しいバリエーションが加わったな…。

いやあ、美味しかった。昼間からちょっと食べ過ぎてしまいました。
ただ今回学んだのは、ここのシェフはやたらと仕事が早く、頼んだらどんどん出てきてしまうので、注文はまとめてよりも順々に出した方がいいということ。やっぱり中華は熱いうちに食べてナンボだと思うので、次回来る機会があればもう少しペース配分を考えて順序よく頼んでいきたいところ。

気軽に入れる、本格四川料理。「子連れで入れる」というのが最優先のお店選びでしたが、これは望外の「当たり」を引いたかも。今後も中華街に来るときには選択肢に入れておこうと思います。

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