[ Sony α7 | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G ]
年末に浅草に行った際に、ついでにスカイツリーまで足を伸ばしてみました。そのときに撮ってきた写真をいくつか。
スカイツリーに行ったのは 1 年ぶり。前回は RX1 での撮影だったので、もうちょっと広角なレンズならこう撮れたのに、という悔しさがあり、リベンジしたいと思っていました。そんなわけで、CONTAX G 用の Biogon 21mm F2.8 を携えて再戦。
Biogon 21mm は α7 で使うと周辺のマゼンタ被りがけっこう気になってしまうのですが、今回は Lightroom の「段階フィルター」機能を使って軽く補正してみました。α7 なら PlayMemories Camera Apps の「レンズ補正」アプリでも補正できるけど、せっかく Photoshop CC/Lightroom のサブスクリプションに加入したので、今回はあえて Lightroom で補正。ちょっとコツが要るけど面白いですね、これ。でも「段階フィルター」よりも「円形フィルター」のほうが向いているような気もします(詳しくはまた別途)。
[ Sony α7 | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G ]
前回来たときに撮ってみたかった(けど画角的に撮れなかった)ツインスカイツリー。しかし、中央部の解像度が高いわりに、周縁部が流れがち&周辺減光が強い α7+B21 の組み合わせでは、中央に被写体を置かないというのは写真的に厳しいですね。ここはむしろ NEX-5R+Touit 12mm F2.8 の出番だったかも。
[ Sony α7 | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G ]
でもこのレンズ、中央部の解像感はやっぱりイイ。現代のレンズに引けを取っていないと思います。逆に現代のレンズは画面全体にわたって均質に写りすぎてしまうので、これくらいクセがあったほうが「このクセをどう活かしてやろうか」とやる気にさせてくれます。
[ Sony α7 | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G ]
日没を待って、ライトアップも撮影。この日は強い曇りで(予報は雨だったので、結果的に帰宅する直前まで降らなかったのは幸運と言える)、スカイツリーの上の方が雲に隠れてしまってせっかくのライトアップがよく見えません。でも「てっぺんが雲に隠れる」というのは、だてに 634m もある塔じゃないなあ(笑。ライトアップが雲を照らして、これはこれで面白い画になったような気がします。
[ Sony α7 | Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 G ]
それにしても、下から見上げるスカイツリーはどうも構図がワンパターンになってしまいがちで、難しい。今度はちゃんと下調べして、遠景からも含め、もうちょっとバリエーションの広い写真に挑戦したいところです。
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