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ガンダム 35 周年で新作二作発表

富野監督新作「ガンダム Gのレコンギスタ」2014年秋公開。「THE ORIGIN」は2015年春 – AV Watch

『機動戦士ガンダム』シリーズの 35 周年を記念して、新しいアニメ化プロジェクトが 2 本発表されました。

  • 富野由悠季監督によるガンダムシリーズの続編『ガンダム G のレコンギスタ』:2014 年秋公開
  • 安彦良和氏原作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』からシャア・セイラ編をアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 碧い瞳のキャスバル』:2015 年春公開

『G のレコンギスタ』は、新作という意味ではターンエー以来、リメイクを含めても新訳 Ζ 以来の富野監督の手によるガンダム作品ということになります。キャラクターデザインのせいでガンダムというよりエウレカセブン的な印象の方が強いですね…。過去に幾度となく自らの手でガンダムを壊そうとしてきた、そしてターンエーあたりでついに達観の域に入ったように見える富野氏が創る新作がどのようなものになるか、期待半分、不安半分ながら楽しみなところ。見せてもらおうか、新しいガンダムシリーズの映像とやらを!


そして『THE ORIGIN』。てっきり安彦版ガンダムを改めて一から映像化するものとばかり思っていたら、作品におけるひとつのハイライトである「シャア・セイラ編」だけを抜き出す形でのアニメ化。確かに、既に一度アニメ化され、劇場版としてリメイクもされている本編をそのまま再アニメ化することは、賛否両論含めていろいろありそうだし、それが許されるのは 50 周年のような大きな区切りか、サンライズが本当に行き詰まったときのどちらかのような気もします。
全 4 話構成とのことなので、これはシャア・セイラ編から開戦編、ルウム編(つまり『THE ORIGIN』の中でまだ映像化されていない時間軸の物語)くらいまでやるんでしょうか。プロモーション映像を見る限り、『UC』のスタッフがそのままスライドして製作しているように見えるので、クオリティは期待して良いでしょう。あとは、シャアとセイラの声を誰が当てるかが気になります。公開形式は「イベント上映」としか明らかになっていませんが、UC と同様にネット配信や BD/DVD 販売もセットで年に 1~2 本ペースなんだろうなあ。

まあ、その前に『UC』の最終話があるので、まずはそれを正座して待ちたいと思います!

安彦 良和 / 愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V -シャア・セイラ編-

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