同僚から、「川崎にうまい店がある」という情報を得たので、食べに行ってみました。
その名も「川崎餃子樓」。中華といえばすぐ近くの横浜中華街だし、餃子に絞っても隣駅・蒲田の名物。むしろ川崎といえば焼肉、という町なのに、そこで「川崎餃子樓」とはなかなか大きく出たじゃないか。
立地はビックカメラの入っている川崎ラゾーナの裏手。川崎はヨドバシ側なら商業ビルやアーケード街も多いしよく歩くけど、ビック側はほとんどラゾーナで完結してしまうので、ラゾーナよりも先をまともに歩いたのはこれが初めてだったり。
メニューはこんな感じ。サラリーマン的に嬉しい「とりあえずセット」、「おつまみの部」、「一品料理の部」(部っていうか一種類名)、「締めメニュー」。餃子を筆頭に、いかにもビールに合いそうな肴が並んでいます。そして、どれも安い!上から順番に頼んでいきたい安さと充実度です。
改めて店内を見渡してみると、2~3 人で連れ立ったサラリーマン風のおじさんばっかり。確かに、特に何のきっかけがなくても同僚を誘って軽く一杯引っかけて帰るには、ちょうど良さそうな店ではあります。
ごはんものはこの通り。そう、ここは「餃子とカレーのお店」なんです。「餃子樓」なんていうから、いかにも本格的な餃子を中心とした中華料理店かと思ったら、なんという俺得店!(ぉ
カレーも辛さ別にいろいろ揃っているのか。川崎カレー、ブレンドカレー、スパイシーカレー…まではいい。「ざけんなよ!カレー」って何だ(笑
まあ、ここはやっぱり、餃子とカレーとビールでしょ。
というわけで、「とりあえずセット」の生ビール。ふー、今日も暑い中お疲れさまでした>自分
セットの餃子が出てくるまでちょっと時間がかかるようで、この間にすぐできそうなゴマ塩きゅうりか枝豆でももらえば良かったかな…。
少し待って、餃子が出てきました。セットの餃子は焼き・水・温から選べますが、ここはやっぱり焼き餃子でしょ。複数人で来たらいろいろ頼んで分ける、というのも良さそうです。
焼き餃子は 6 個。小ぶりですが、皮がパリッと焼けていて、見るからに美味しそう。
見た目どおり、カラッパリッと焼かれた皮の中に、肉汁とうまみがギュッと凝縮された感じの餡が収められていました。とてもオーソドックスだけど、それだけに期待を裏切らないうまさ。これはビールに合いすぎる。
続いて、カレー。数種類あったカレーメニューの中から、辛口の「スパイシーカレー」を選んでみました。
ライスにルウがかからずに出てくるあたり、こだわりなんですかね。調べてみたところ、カレーの種類によって提供の仕方が違うようですが。
スパイシーカレーはかなりとろみが強いタイプで、主な具は繊維状にほぐれるまで煮込まれた鶏肉でしょうか。これは見るからに手が込んでいるカレー。そして、間違いなく私好みのタイプだ。
食べてみると…んん?これ、辛口っていってたよね。と言いたくなるくらい、マイルドな口当たり。おそらくフルーツをふんだんに使っているんでしょう、その甘みが口の中に広がります。
その後、いろんな肉や野菜の旨味が舌にじわあっと深みを感じさせ、最後にスパイスの辛さが追いかけてくる感じ。私の尺度ではこれは「中辛」の部類ですが、ストレートな辛さは強くないものの、後から汗がどんどん出てきて、かなりの香辛料が使われているのがフルーツのマイルドさで中和されていただけだったんだな、ということを思い知りました。
ああ、うまかった。ここのカレーは確実に私のツボを突いてきました。ハッキリ言って、このカレーは好きな味。
餃子も美味しかったし、これは川崎方面に来る機会があったら必ず候補に挙げる店になる予感。他のカレーも食べてみたいし、水餃子も気になる。あと、他のお客さんが頼んでいた角煮も妙にうまそうだったんだよなあ…。
さて、次回は何を食べようか。
コメント