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虎ノ門「平五郎」のカニクリームコロッケ

「リピート確定。何度でもお手合わせ願いたい」

平五郎

昨年末、放送前に巡礼した『孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル』の聖地・虎ノ門の「平五郎」にもう一度行ってきました。劇中に登場した料理(エビフライ、カニクリームコロッケ、カキチャウダー、高菜炒め)はそれぞれメニューに出る曜日や時間帯が異なるため通常はまとめていただくことはできません。放送前巡礼でエビフライと高菜炒めまでは網羅したのですが、タイミングが合わず食べられなかったカニクリームコロッケのために是非再訪しようと思っていたのでした。
カニクリームコロッケは月 1~2 回しか登場しないレアなメニューのようですが、お店の公式 Facebook ページにて毎月の月間ランチメニュー表を公開してくれていることもあり、カニクリームコロッケが出ている日を狙って再訪できるのはありがたいところ。

西洋料理 口福処 平五郎

平五郎

ほぼ開店直後の時間帯に入店し、カウンターに着席。目の前にはそのカニクリームコロッケのレシピが大盤振る舞いで公開されているけど、読んだからといってお店の味を再現できるわけもありません。しかし改めて読むと本当に手間暇をかけたメニューであることが分かります。これは嫌が応にも期待が高まるというもの。

平五郎

それほど待つまでもなく私のカニクリームコロッケが運ばれてきました。店外で待っている間に注文し、着席したらほどなくして料理が提供されるスピード感がオフィス街のレストランらしくて素晴らしい。

隣に座ったお客さんがメニューを見るまでもなく「ジャーマンひとつ」と頼んでいるのが聞こえてきて、こういう店でこういう常連らしい振る舞いができるのってなんかカッコイイよね…と独りごちながら、いただきます。

平五郎

平皿にどどーんと大ぶりのカニクリームコロッケが二つ。その上にかけられたデミグラスソースがコロッケのうまそうさをさらに引き立てている。このデミグラス、以前食べたジャーマンステーキ(ハンバーグ)のデミグラスソースと同じものだろうけど、これはもううまいのが確定したようなもの。

平五郎

カニクリームは緩すぎず固すぎず、程良いボリューム感。揚げたては不用意に口に入れると火傷しかねないほどにアツアツ。

口に入れてみると…うほほほほ。濃密な感じのカニクリームと、サクサク軽い食感の衣。これはとても良いカニクリームコロッケだ。
さらにこのカニクリにデミグラス、めっちゃくちゃ合う。

今までの経験上、うまい店の揚げ物は衣が軽くて胃にもたれず、いくらでも食べられる。このカニクリはその条件を完璧に満たしている。
これ、カニもよしクリもよし、カニクリの鑑だ。

平五郎

調子に乗ってもう一品、若鶏のカツレツを頼んじゃいました。以前来たときに他のお客さんが食べていたのが妙においしそうだったので。↑の写真、見るからにおいしそうじゃないですか?
揚げ物にデミグラス、ってさっきのカニクリと完全にダブってしまったけど、このデミグラスならむしろ積極的にダブらせに行きたい。

なおランチタイムでもランチメニューの単品を注文することができますが、料金は特にライス分が安くなることもなくきっちりランチ代金がかかるのでご注意を。

平五郎

カツレツの中の若鶏は、みっちりしていながらもしっとり柔らかい。下手な店のチキンカツってパサパサの鶏肉をフライの油で誤魔化したようなのも少なくないけど、このカツレツはその真逆。どうやったらこんなにしっとりできるのかという若鶏を、コロッケ同様に軽い食感の衣で包み、その上からデミグラス。見た目もうまそうだったけど、味は見た目以上だった。

あっと驚く平五郎。これはうまい。

平五郎

カウンターの上にはもちろん各種漬物がカレーポットに盛られて食べ放題。
おかずが二品もあったら漬物が要らないくらいにご飯が進むけど、ここに来たら漬物も楽しんで帰らないとなんだかもったいない気がする。終盤にあえて白米を少し残しておいて、最後に柴漬けライスで〆。今回も大満足でした。

平五郎

今回もランチタイムだったけど、店内に貼り出されてる夜メニューがまたソソるんだよなあ…平五郎で百年の孤独をチビチビ飲みながら洋食をつまむ、ってのも是非一度やってみたいところ。COVID-19 禍が落ち着いたら、誰かを誘って夜に来ようかなあ。

またしてもおいしかったです。今後、平日の昼時にこの界隈に来ることがあったら、ランチ候補の筆頭に加えようと思います。
ごちそうさまでした。

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