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ロジテックのワインアイテムブランド「AMUSER」の製品レビュー、3 回目はワインプリザーバーについて。
ワインというものは空気に触れることによって味が変わっていく飲み物です。だからこそエアレーターやデキャンタを使うことで熟成を進め、短時間で美味しさを引き出すアイテムが存在するわけですが、空気に触れすぎると今度は酸化して味が劣化していく、という側面も持っています。若いワインほど酸化しやすく、開栓して一晩置いておいたら(一応コルク栓をし直していても)酸っぱくて飲めたものではなくなってしまいます。
我が家は奥さんが体質的にあまり飲めないので、ワインを買ってきても 8 割方私が飲むことになります。それはそれで良いんですが、飲みきらないと美味しくなくなってしまうので、基本飲みきり前提で買う→時間や体調的に飲みきる自信がないときは買わない→ワインを飲む機会が減る、という悪循環。二十代の頃はは一晩で 2 本くらいはいけたけど、今は 1 本空けると翌朝に少し残ってしまうくらいには歳を取ったので、そうそう自宅ではワインを飲まなくなってきました。
そういうときに、このプリザーバーがあれば残ったワインを劣化させずに保存することができるというわけです。
AMUSER のプリザーバーは手動ポンプ式の買え栓。先端には日付を設定できるダイヤルがついていて、何日に開けたワインなのか判別できるようになっています。
栓の下端には吸い出し式のポンプ。これでボトルの中の空気を吸い出して、保管中にワインが酸素に触れないようにし、ワインの変質を防ぐ仕組み。
ボトルに装着するとこんな感じ。ポンプのボタン部は装着時はこれくらい飛び出していますが、
装着したら、こんな感じでボタンを何度も押し込んでやります。すると中の空気が抜けて、
ボタンがほぼ押し込めない状態になったら空気抜き完了。ダイヤルを今日の日付にセットして、そのまま保管できます。
試してみたところ、確かに前回飲んだ最後の状態から大きな劣化なく保存できていて、美味しくいただけました。ワインそのものの熟成度や残量、気温等にもよるでしょうが、3~4 日から一週間程度であれば特に問題なさそうです。
今までは、飲みきれなさそうでもちょっと無理して飲みきるか、諦めて残りは料理に入れるかしかありませんでしたが、これがあれば日頃からもっと気軽にワインと付き合うことができそう。最近は 1,000 円台前半でも十分に美味しいワインが入手しやすくなっているので、そういうのをテーブルワイン的に少しずつ楽しめるのはいいですね。エアレーターともども、もっと早く手に入れておくべきでした。
AMUSER / ワインアクセサリーセット LWA-SET01RD
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