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BenQ W1080ST+ レビュー (5):Blu-ray 3D を試す

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BenQ の超短焦点プロジェクタ「W1080ST+」のレビューもそろそろ佳境に入ってきました。今回は、これまでレビューしていなかった 3D 再生機能について見ていきたいと思います。

W1080ST+ 用の 3D メガネは別売。「BenQ New 3D Glasses II 3DGS-02」というものです(今回はプロジェクタと一緒に借用しました)。Amazon での販売価格で 6,000 円くらい

W1080ST+ の 3D はフレームシーケンシャル方式を採っているので、このメガネはそれに対応したアクティブシャッター式。家庭用の 3D 機器では偏光式よりもフレームシーケンシャル式の 3D 表示のものが一般的ですね。

写真では光の加減で左右のレンズ部の色が異なりますが、実際にはどちらも同じ黄緑色系の色がついたレンズ部になっています。この黄緑は液晶シャッターの色ですね(アクティブシャッターメガネのレンズには、分かりやすく言うとモノクロの薄い透過型液晶が入っていて、その液晶のシャッターを交互に開閉することで左右の映像を振り分けています)。

このメガネは当然バッテリー駆動で、充電用の端子は今や珍しくなった miniUSB。試してみたところ、給電しながらの使用も可能だったので、長時間の使用時にはケーブルがぶら下がってもよければ充電しながら使えます。


プロジェクタ側で 3D 映像を表示してみるとこんな感じ。ちなみに映像はいつか 3D 対応テレビかプロジェクタを買ったら改めて観ようと思っていた『ホビット 竜に奪われた王国』の 3D 版です。

3D メガネを通していないので映像がブレて見えているのはいいとして、映像が全体的に赤みがかっています。これは緑がかった 3D メガネを通して見ることから逆算して、プロジェクタ側で赤みを足した映像を出力しているようです。色合いだけでなく輝度もオーバー気味に出力することで、3D メガネによる光量低下を補うようになっています。結果、3D 眼鏡を通しても、明るく色鮮やかな(この作品はあまり色鮮やかな部類ではありませんが)映像が楽しめます。
そういえば、3D の黎明期に初期の XpanD 導入館で『AVATAR』を観たときには、暗くて緑がかった映像を今思い出してもウンザリします(´д`)。それを思うと、今の 3D はずいぶん進歩しましたね。

ただ、3D 映像の見やすさに関して言えば、視聴環境や映像ソース側の出来にもよるとは思いますが、個人的には『ホビット 竜に奪われた王国』に関しては奥行き感が強すぎ。まあ、「3H の法則」(画面の高さ×3 の視聴距離で見るのが最も最適、という設置環境の目安)からすると、80inch を 2m の距離で見ること自体に無理があるわけですが、家庭用プロジェクタの醍醐味は自宅で大画面を味わうことなので、ある程度近くで見たいわけです。

で、3D の奥行き調整をしようと思って設定画面を辿っていってみたら、

プロジェクタの 3D 設定項目がほとんどなくて、奥行き調整のおの字もない(;´Д`)ヾ。他社の 3D 対応ビデオプロジェクタなら普通についている設定項目だけに、これは残念。

まあ、BD プレイヤー側にも 3D 奥行き調整の設定項目があるので、とりあえずこちらで調整して事なきを得ました。
ちなみに私の環境では奥行きを -1~-2 程度にしてやると、落ち着いて見られるようになりました。

(↑この写真のみ、あくまでイメージということで 2D 版の画面写真です)
というわけで、調整がほとんどできないことに多少の不満はあるものの、3D 画質についてはクロストークもなく、おおむね満足。

映画館では 3D 上映はそれなりに定着したけど、家庭用の 3D コンテンツって結局流行らないまま下火になってしまったので、最近は「3D は映画館で見るもの」という感覚でした。映画館の非日常感と 3D、というのはなかなか相性が良く没入できるものですが、『ホビット 竜に奪われた王国』のように秀逸な 3D 作品であれば、やはり自宅でも 3D で楽しみたくなるものです(というより、3D の出来が良すぎて 2D で観ると物足りない)。そういうこともあるので、テレビはともかくとしてわざわざプロジェクタを買うなら 3D 作品も楽しめるものが良いなあ、と試用して改めて思いました。

BenQ / デジタルプロジェクタ W1080ST+

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