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五反田 庭つ鶏

久しぶりに五反田で焼き鳥をいただいてきました。

庭つ鶏(にわつどり)

五反田駅から学研本社に向かう途中にある、飲食店系の雑居ビル、グレイス五反田。お店に行く前に場所を確認してようやく気づいたんですが、ここはかつてあの菜五味(現 BAR Left Bank のマスターが当時やっていたお店)が入居していた建物じゃないですか。これは浅からぬ縁を感じます。

さておき入店。カウンター席が中心で、あとは小さめのテーブルがちらほら。大きくても 4 人席ですが、テーブルが小さいので 4 人だとちょっとギリギリな感じ。少人数でこぢんまり、がちょうどいいお店です。

お通しは鶏皮の塩煮込み。鶏皮というとパリッと焼くかカラッと揚げるのが定番でそれ以外はないくらいに調理法が決まっている食材なので、こうやって鶏皮メインで煮込んできた料理は初めて。でも柔らかくてトロッとしていて、絶妙な塩味がビールの受けに最適。これお通しじゃなくてもっと食べたいんですけど(ぉ


つまみはまず玉ねぎスライスから。暑いので爽やかなものがありがたい。

それに揚げねぎ冷やしトマト。夏場は冷やしトマトとか食べたくなりがちだけど、単にスライスしただけのトマトというのもつまらない。こうやって一手間かけてくれるととたんに豪華なおつまみに見えてきます。揚げねぎの香りとドレッシングがトマトの爽やかさをいっそう引き立てて、これもビールが進みます。

そしてメインの鶏料理、皮パリもも焼き。お店で鶏を解体しているだけあって新鮮で、肉の張りと風味がとても良い。

プリン体が気になるお年頃なので、そろそろハイボールに移行。結局この日はそのまま最後までハイボールでしたが、飲み物メニューを見ると焼酎や日本酒も充実していたようなので、そっちに行けば良かったかなあ。

そして皮。さっきの塩煮込みもすごく美味しかったけど、パリッと焼いた鶏皮はやっぱりうまい。パリッとしているだけじゃなく、この皮からほとばしる肉汁!健康によくないものってどうしてこんなにうまいんだろう(←

ここの焼き鳥はこうやって串に刺さずに出てきます。テーブル席だったので見えませんでしたが、カウンターであれば目の前で鶏の解体を見せてもくれるようです。生々しいところからの解体だと、逆に食欲がなくなっちゃう人もいるかもしれませんが…ちょっと見てみたかった気も(怖いもの見たさ

唐揚げもあります。個人的にはもう少し衣の厚い、竜田揚げっぽい揚げ方のほうが好みですが、でもこれもおいしい。

そして〆は…

そ ぼ ろ 玉 子 か け ご は ん ! SBRTKG!!(何

今や〆に TKG を出す店はいくらでもありますが、ここまでパンチ力のある TKG もなかなかない。焼鳥屋だけにそぼろの肉質と味付けにも抜かりはなく、これは圧倒的満足感。これだけのために来る価値があると言っても良い。

食後のサービス、甘い卵焼き。卵焼きというよりスイーツのような甘さで、卵焼きがデザートになるというのも新発見。最後まで、いろいろと焼鳥屋の固定観念を覆してくるお店です。

いやー、なかなか良いお店でした。私の生活圏的には行きやすい場所にあるし、ここはまた来たい。五年前には菜五味しか見えていなかったので気がつきませんでしたが、改めて見回してみると、このビルには他にもよさげなお店が複数入っています。周辺のお店まで含め、改めて攻めに来てみようかと。

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