DAZN for docomo が ￥3,000～4,200/月 に値上げ

恐れていたものがついに来てしまいました。

「DAZN for docomo」値上げ。月額料金は3000円～4200円 – AV Watch

先日の三年連続となる DAZN 本体の値上げに続いて、DAZN for docomo も値上げが発表になりました。古参ユーザー向けの価格は 2022 年に値上げされたきり昨年は据え置かれていたから今年はもう逃げられないだろう、と覚悟はしていましたが早かったですね。

値上げ後の価格は契約時期によって異なり、2022/4/17 以前に契約していた古参ユーザーは ￥1,925→￥3,000 に、それ以降で 2023/2/13 までに契約したユーザーは ￥3,000→￥3,150 に、それ以外のユーザーは ￥3,700→￥4,200 にという段階的な値上げになっています。この古参ユーザー優遇はきっとドコモががんばった結果でしょうね。
最古参ユーザーである私としてはいきなり ￥4,200/月 にならなかっただけまだ良かったけど、それでも従来の 1.5 倍の価格になるのはなかなかに厳しい。私は DAZN では F1（とたまに F2）しか見ていないから余計に割高に感じます。

まあ DAZN が苦しいのも理解はできます。世にあまねく流通している映画やドラマ、アニメを調達できる一般向け VOD と違ってスポーツはカテゴリーごとにファンが分かれているし放映権料も高額だからどうしてもコンテンツ一本あたりの調達コストが嵩むのは致し方ないことです。が、F1 ファンとしてはサッカーの放映権料を負担しなくてはならないのはちょっと納得できかねます。
DAZN は野球専門プランとして ￥2,300/月 の DAZN BASEBALL プランを用意したりサッカー J3 リーグの一部ゲームを無料配信する DAZN Freemium を開始したり、他のスポーツ向けにはいろいろ手を打っているように見えますが、今のところ F1 についてはほぼ放置状態。2023 年はレース以外のコンテンツもほぼ Wednesday F1 Time しかありませんでした。シーズンオフの今は DAZN のモータースポーツカテゴリーは↑のスクショのとおり「見るもんない」状態ですよ。これで月額吸われ続けてるわけですからね…。

現時点で DAZN を最も安く見る方法は DAZN 本体の年間プラン一括払い（￥30,000/年＝月額換算 ￥2,500）だと思われます。一括で払うなら DAZN for docomo の古参ユーザーもこっちに乗り換えた方が安い。また月額最安値にこだわるなら DMM×DAZN ホーダイが ￥2,980/月 で DAZN のほかに DMM TV も見られて安いですが、これはまだ DAZN が旧価格ベースで記載されているから今後値上げされる可能性があります。もし Prime Video にも Netflix にも入っていなければ DMM TV 分お得に見えますが。

個人的には月額 3,000 円までが上限だと思っていたから少なくとも今年は DAZN に残留しますが、これ以上値上がりしてモータースポーツコンテンツが充実しないならフジテレビ NEXT への乗り換えも具体的に考えようと思います。今さら積極的にフジの実況解説に戻りたい気はしていないんですけどね…。