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マルチファンクションライト

ソニー、照明からTVやエアコン操作、音楽再生「マルチファンクションライト」 – AV Watch

ソニーが多機能型シーリングライトを発表。スマホから Bluetooth 経由で照明をコントロールできるだけでなく、赤外線リモコン発光機を内蔵し、家電機器のリモコンとして使える機能や、スピーカを内蔵して音声・音楽が再生できる機能など、かなり盛り盛りのシーリングライトのようです。
これっておそらく超短焦点プロジェクタや LED 電球スピーカのように、生活空間に組み込んでいく製品群「Life Space UX」の流れで企画されたものでしょうが、Life Space UX ブランドではなく単体の製品として、かつ建築系や施工業者などを通じた B2B2C 販路での販売となるとのこと。まあシーリングライト自体を買い換える機会も個人ではそう多くないでしょうし、リモコン設定等も含めインストール作業的なものが必要になることを考えると、内装の施工とセットにするのが自然です。シーリングライトそのものも東芝ライテック社との提携で開発されているようで、最近のソニーの新規事業は自社開発・量販店卸とは異なるビジネススキームのものが増えていますが、これもその一つと言えます。先日の CES での発表内容が地味だったので、余計にこういう動きが目立って感じられますね。

近年、スマホでのリモート操作に対応した機器が増えてきてはいますが、機器によってアプリがバラバラだったり、旧来の赤外線リモコンにしか対応しない機器が混在していたりすると、結局リモコンを持ち替えての操作が必要になり、スマホで快適になったとはあまり言えないのが実情でした。そこで学習リモコンの出番なんですが、学習リモコンにはディスプレイがついていないので設定がめんどくさい。そこにきて、操作自体はスマホで行わせつつも、実際のコマンド発行はシーリングライトから赤外線リモコンとして行う…というのはなかなかコロンブス的発想の転換。テレビ周りの機器が多い家庭のリビングなんかでは活躍しそうですね。
我が家も一つ入れてみたい…と言いたいところですが、リビングの照明はシーリングライトではなくシャンデリアタイプなんですよね。かといって書斎や寝室のシーリングライトをこれに換えても意味がないし(笑。シャンデリアタイプも開発していただけませんかね。まあ出たところでリフォーム業者経由とかでの発注、となるとそう簡単な話でもなくなってきますが…。

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