「おいしいは健康の証。味とは生きている実感だ」
ドラマ『孤独のグルメ Season5』の Blu-ray BOX が発売されたので、今回ももれなく購入しました。
元旦の旭川出張スペシャルをもって Season5 の放送は終了しましたが、私のほうはまだまだ絶賛聖地巡礼中なため、なんだか今でもドラマが続いているような感覚。なので、もう出たの?という印象の方が強かったりしますが、モチベーションは高まりますね(何。
パッケージはいつもの形状ですが、今まではスリーブケースの基本色が茶系だったところ、今回はアルミのヘアライン…風印刷(ぉ)になっていて、まあ印刷とはいえ今までよりもグレードアップした印象。やっぱり通常の深夜ドラマ枠からテレ東の看板「ドラマ 24」枠に格上げされたことも影響しているのでしょうか。このドラマ自体がグッズや DVD/BD-BOX の売れ行きが良いという話も聞いたことがあるので、そういうのもあるのかもしれません。
中にはいつものピクチャーレーベル仕様で、BD がいつもより 1 枚多い 5 枚組で収納されています。本編が 3 枚、特典映像が 1 枚、さらに加えて今まで DVD/BD 未収録だった「真夏の博多出張スペシャル」のディスクが 1 枚。博多編のディスク発売は待望していたので、ようやくという感じです。なお、逆に今年元旦に放送された旭川出張編が含まれていないので、これは次の Season6 での収録ということになるのでしょうか。
映像特典はこんな感じ。まあいつもの内容ではありますが、シリーズを追うごとに映像特典のボリュームが増えています。
嬉しいのは一部ファンから「真の本編」と呼ばれている「ふらっと QUSUMI」の特別版が収録されていること。既存回の未公開シーンだけでなく、台湾編で放送には使われなかった「夜市編」まで入っています。この DVD/BD-BOX のためにわざわざ収録したのか、あるいは久住さんかスタッフの趣味か(ぉ。
それから、やはり何といってもメイキング「井之頭五郎 完食日記」。人気シリーズになるにつれて登場するお店のレベルも相当上がってきているせいか、食事シーンでカットがかかった瞬間に「これうまいね!」と素の松重豊さんの表情が緩む場面が今まで以上に増えたような。それから、代々木上原のトウガラシ料理の店「ガテモタブン」では演技中にあまりの辛さに咽せていたのはやはり本気で辛かったようです(笑。
また、大岡山の「九絵」で撮影前の仕込み中に大将から「これうまいよ、一口食べてみる?」と刺身を一切れ出されたのに対して「本番までは食べないルールにしているんです」と断っていた場面に、松重さんの役者魂を見た気がしました。
登場店の放送後の様子をインタビューする「その後のグルメ」では、放送後ではなくもう前週の予告が出た翌日からお店が混み始める、という話も出ていました。聖地巡礼者もかなり増えてきて、実際に放送前から混むのは事実なので、私はさらに早くロケの目撃情報を探して予告前に登場店を割り出すことにしました(ぉ。
今シーズンの私はなんだかんだで半分くらいは事前巡礼するようにしていて、そのせいでゴローちゃんが食べた料理がどんな感じなのかを知らずに食べていたわけですが、事前情報がないほうがむしろ食べた瞬間の松重さんのリアクションがとてもよく理解できる(笑。本放送を観たときよりも、このメイキング集での松重さんの顔を見て実感しました。事前巡礼、そういう楽しみ方もあるのか!
いつも楽しみにしているおまけは、今回は「Gourmet Agenda」と呼ばれる小冊子でした。
これは何かというと、
お店巡り用のグルメノート(笑。
「聖地巡礼だけでなく、自分自身の『孤独のグルメ』的飲食店を見つけてほしい」という番組スタッフからのメッセージと受け取りました。
お店の情報や食べたメニューだけでなく、「My ネ申セリフ」の欄まで用意されているということは、食べている最中の自分の脳内セリフまでメモっておかなくてはならないということですか(笑
毎回楽しみにしている吉見 P のロケハン日記は、過去作よりもさらにみっちり埋まってきました。このドラマの製作スタッフも今やすっかり売れっ子で、こどグル以外のグルメ系ドラマの多くを手がけているという時点で多忙なのに、人気ドラマになっちゃったせいで出演 NG の店も増え、さらに今シーズンは台湾、川崎(神奈川)、越谷(埼玉)、いすみ(千葉)、とどめの旭川(北海道)という遠征も多いスケジュール。ロケハンから出演交渉、撮影に至るまでむちゃくちゃ忙しかったに違いない。台湾編なんて、台北のロケを一日で済ませているんですよ…(通常は街シーンと店シーンは別日に撮影)。
この中に「スタッフ全員から 3 軒以上リサーチを出してもらう、出さなかった人は…(笑)」という記載があるあたり、お店探しに相当苦労している様子が偲ばれます。本当にお疲れさまでした>スタッフの皆様
というわけで、Season6 も期待しています。主要スタッフは現在、久住先生原作の『昼のセント酒』のドラマ製作を担当されているようなので、放送されたとしてもまた 10 月からのクールですかね。
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