[ Sony α6000 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ]
台湾で撮ってきた写真の続き、次は台北編。
台北の市街地はほとんど東京と変わらないくらいに新しくて都市感があります。走っているクルマも大半が日本車で、クルマが右側通行であることを除けばほとんど日本と変わらない風景に見えますが、こまごまとしたモノのデザインが日本とは違っていて、そういうディテールが面白い。
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それから日本にないものといえば、この大量のスクーター。道路を走っている数も日本とは比べものにならないし、駐輪場や路肩にズラリと並んだスクーターは壮観ですらあります。でも台北は東京以上に都市がコンパクトで、このスクーターがあれば大抵のところには行けてしまう感があり、便利そう。自分も日本でスクーター買ってもいいかも、とさえ思えてきます。
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台北って都市としてはまだ若くて、真新しい高層ビルが建ち並んでいますが、その谷間にちょっと古びた、しかも増改築を繰り返したパズルのような建物が唐突に現れるのも面白いところ。この台北もほんのしばらく前までは郊外とそんなに変わらない風景だったんじゃないか、というのを感じさせる風景です。
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観光がてら、台北では有名な寺院のひとつである龍山寺に来てみました。東京でいうと浅草寺とか増上寺とか、そういう位置づけなんですかね?
この日はお寺の祭礼か何かの日だったようで、お寺全体に読経の大合唱が響いていました。お経というよりは何か歌を歌っているかのような感じで、台湾の宗教を全く知らない私でも、不思議と敬虔な気持ちになってきます。
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お寺の入口で三本のお香をもらい、寺院内にある三箇所の香炉にくべる。日本のお寺でもありそうな光景だけど、何かがちょっとずつ日本と違う。ああここは外国なんだなあ、自分は異邦人なんだなあ、というのを強く感じます。でも不思議とそういうのも含めて受け入れられている感が、台湾にはある。台湾のいろんなところでいろんな人の小さな親切に触れてきたからこそ、そう思えるのかもしれません。
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異文化コミュニケーションって、相手に自分のことを理解させようとする行為ではなくて、自分が相手のことを理解しようという姿勢から始まるものなのだと思います。いや、異文化だけじゃなく、自分以外の他者とのコミュニケーションって須くそうなのでしょう。
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最後は台湾らしい一枚で〆。blog には書いてませんが、今回はけっこう点心三昧な滞在でもありました。
この小籠包の蒸籠と立ちこめる湯気、これを見るとお腹が空いていなくてもお腹が空いてくる、不思議な魅力があります(笑。
台湾、おいしかったし、楽しかった。
また来ようと思います。
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