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MoMA からセントラルパークへ

MoMA

先日のニューヨーク出張では期間中に半日だけ自由時間があったので、ニューヨーク市街を少しゆっくり散策してきました。まずはニューヨーク近代美術館(MoMA)。NYC の定番観光コースのひとつだけあって混雑していましたね。

※今回の写真も全て RX100 III にて撮影。

MoMA

私はあまり美術館巡りは得意じゃないのですが(博物館系の方が好き)、ここはゴッホ、ピカソ、モネ、クリムト…と美術の教科書に載っているレベルの名作が多数展示されていて、私でも楽しい。

MoMA

名作は基本的に強化ガラス入りの額装で保護されてはいますが、日本の美術館だとここまで寄らせてもらえないという距離まで近づいて鑑賞できるのも良い。筆致や絵の具の厚みまでじっくり観察することができます。

CENTRAL PARK

MoMA の後はトランプタワーの横を通過しつつセントラルパークへ。私としては優先順位はバッテリーパークだったけど、ここも来てみたい場所のひとつでした。

この日は平日でしたが多くの人が訪れていて、中には近くのオフィスから弁当を持ってお昼休憩に来ているらしき人も見かけたりして、多くの人の憩いの場所になっていることが分かります。

CENTRAL PARK

セントラルパーク、もう石を投げればリスに当たるレベルでリスが多い。しかもめちゃくちゃ人慣れしていて、餌をもらえることを期待して柵から身を乗り出してくる個体までいます。日本で見かけるシマリスなんかよりも全然大きいし、食いもんくれという圧を感じる(汗。

CENTRAL PARK

それもそのはず、パーク内にはこうやってリスを餌付けする人が少なくない。リスたちは基本的に樹の上にいるけど芝生を駆け回ったり園内の歩道を当然のように横切っていったり、まさにリスの楽園という感じでした。

CENTRAL PARK

水辺に大きな鳥を発見。こちらも人を恐れる様子は全くありません。
カモよりは明らかに大きく白鳥より少しだけ小さいこの鳥、調べてみたらカナダグースでした。カナダグースというと高級ダウンジャケットの代名詞ですが、由来になった鳥の実物はこんななんですね。

CENTRAL PARK

動物といえば園内には馬車のサービスもあるようです。確かに相当広くて歩いて移動するのも大変だから、馬車に乗ってセントラルパークを優雅に巡回するのもラクだし楽しそう。

CENTRAL PARK

そうそう、動物だけでなくストリートミュージシャンもたくさん見かけました。ソロで演奏している人もいればバンドもいる。歌ものもあればジャズもあり、さらにはどこかから胡弓の音までも聞こえてきたような(笑)。パーク自体がめちゃくちゃ広いからたくさんいてもお互い邪魔にならないんですね。園内のいろんなところで多様な音楽が奏でられていて、それが当たり前にそこにある。これがニューヨークのカルチャーなんですね。

CENTRAL PARK

森林の向こうに高層ビルだったり伝統的な建物だったり、いろんな背景が見えてくるのがセントラルパークの面白いところ。新宿御苑から見える高層ビル街とか浜離宮から見える新橋のオフィス街とか、そこで生活しているとあまりありがたみも感じないものですが、自然の向こうに知らない大都市の光景が見えてくるというのはめちゃくちゃ写欲を刺激します。

Sprayberry Fields

ここは “Strawberry Fields”。そう、ジョン・レノンに捧げられた記念碑です。”IMAGINE” の文字にリンゴが添えられていたり、記念碑の周囲が松ぼっくりや落ち葉で装飾されていたりするのは来園者が自発的にやったことなんですかね。

Sprayberry Fields

そしてこの場所では本当にずっとビートルズとジョンレノンの楽曲を誰かが演奏しています。たくさんの人がこの記念碑の周りに佇み、歌を聴きながらジョン・レノンとビートルズに思いを馳せる。素敵な空間じゃないですか。

Dakota Apartments

Strawberry Fields の近くの門からパークを出てすぐのところにあるこの建物が、ジョン・レノンが晩年を過ごし、そして命を落とした場所でもあるアパートメント・ダコタハウス。オノ・ヨーコはつい最近までここに住み続けていたらしいですね。

ニューヨーク、徒歩圏内に有名なものが集まりすぎていて、「アレがこんなところにあったとは!」と驚いてばかりでした。

CENTRAL PARK

セントラルパークはあまりにも広すぎて、90 分ほど歩き回りましたがそれでも南側の 1/3 ほどしか散策できませんでした。全体を歩くなら複数日に分けないと無理ですねこれは。それでも今回は十分に堪能できました。

次に NYC を訪れる機会があるか分かりませんが、また来ることがあれば今度はパーク内の別のエリアを歩いてみたいものです。

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