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ひらく PC バッグ nano

先日、縁あってスーパーコンシューマーの 2017 年忘年会兼新商品発表会に参加させていただきました。その場にて正式発表された「ひらく PC バッグ nano」のレビュー用サンプルをいただいたので、しばらく使ってみることにしました。

スーパーコンシューマー / ひらく PC バッグ nano (ブラウン)

ひらく PC バッグ nano

ちょうど休日に使えるショルダーバッグを買おうと思って、ひらく PC バッグ mini のほうを検討していたところだったんですよね。そしたら nano が開発中ということで、正式発表されたらどっちにするか決めよう、と考えていたのでした。

【関係性の明示】
本エントリーの執筆にあたり、製品の開発元である スーパークラシック より製品の提供、および忘年会兼新製品発表会における飲食の提供を受けています。ただしそれ以外の報酬はなく、記事内容への関与も一切ありません。事実誤認があった場合は、修正部分を明示した形で訂正を行います(誤字脱字の修正を除く)。

比較対象なく写真だけ見るとスタンダードサイズのひらく PC バッグと見分けがつきません。でも比較すると二回りほど小さく、実物は凝縮感があって、クラシックミニファミコン的なかわいらしさがあります(笑。
このバッグが何を狙ってどこにこだわった商品かは、スーパーコンシューマーのサイトに掲載されている開発経緯を読んだ方が分かりやすいと思うので、そちらをご参照のこと。

ひらくPCバッグnanoができるまで – スーパーコンシューマー

「ひらく PC バッグ」シリーズなのに PC ケースはあくまでおまけ、という自己矛盾を孕んだ製品ではありますが(笑)、スマホやタブレットのおかげで PC を持ち歩かなくてもけっこう仕事もできてしまうようになった時代の変化を反映しているように思います。

ひらく PC バッグ nano

肝心の PC ケース部はというと、背面のポケットにノート PC をズボッ!と差し込んだ上で、

ひらく PC バッグ nano

PC に沿ってポケットを引き上げ、最後に口をベルクロテープで留めるという手順で使います。ポケットを伸ばしてから PC を入れるのではなく、PC を入れてからポケットを伸ばす逆転の発想が面白い。


ひらく PC バッグ nano

サイズ的には 13inch のモバイルノートまでを想定しているようで、私の仕事マシンである VAIO Z(2016)もギリギリ入りました。ただ吸排気口や電源コネクタが剥き出しになっていて、雨が降ってきたりしたら心配なので、11inch くらいまでの PC で使う方が無難な気がします。

ひらく PC バッグ nano

PC 用ののびるポケットは使わないときはベルクロで留めておくことができるので、パタパタしません。細かいところまでよく考えられていて、これはひらく PC バッグ史上最も作り込みにこだわった感が伝わってきます。

ひらく PC バッグ nano

メインコンパートメントのキャパシティとしては、8inch タブレットとミラーレスカメラ+交換レンズ一本くらいは余裕で入ります。写真は α7 II+FE24-70/F4 に FE55/F1.8 という私が「具体的に撮るものを決めてないときに持ち出すとりあえずセット」ですが、別途レンズポーチを使えばレンズはもう一本くらい入りそう。

ひらく PC バッグ nano

あまり写真を撮るつもりのない休日だとこんな感じですかね。GPD Pocket+RX100 III+BT ヘッドホン+折りたたみ傘。これだけ入れてまだ余裕があります。
GPD Pocket は前面裏側のポケットに入ってしまうのがミソ(笑

ひらく PC バッグ nano

このサイズはスーツケースに放り込んでおいて、旅行先で使うサブバッグとしてもちょうど良さげ。

仕事で使うのはさすがに難しいですが、休日や旅行用、あるいはミラーレス用カメラバッグとしても重宝しそうです。
冬休みの外出はこのバッグをメインに使ってみようと思います。

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