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赤き月の刻

[ Sony α7S | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

今夜は(都内で観測可能だったものとしては)約三年ぶりの皆既月食でしたね。

私はちょうど出張帰りで、天気予報からするとどうせ曇ってまともに見れないだろうと諦めていたのですが、東京に戻ってきてみたらなんか晴れてるじゃないですか(;´Д`)ヾ。大急ぎで帰宅して機材を準備して庭へ。イイ感じに、庭からもよく見える位置で月食が起きてくれていました。

[ Sony α7S | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

レンズはシグマ 50-500OS を使いたいから EOS 7D2…と思ったけど、7D2 は ISO1600 が限界だし、ほぼ南中に近い高さの月を OVF やチルトしない液晶で狙い続けるのはちょっと厳しかった(;´Д`)ヾ。そこで 800mm 相当の画角を諦め、α7S で高感度撮影する方針に急遽転換。これならそれなりの速さでシャッターが切れつつ、サイレントシャッターを使うことでシャッターショックによる微ブレも防ぐことができます。レンズは 50-500OS に MC-11 を噛ませてマニュアルフォーカスで撮影しました。初代 7D で撮った前回の皆既月食よりは随分キレイに撮れて自己満足。

いつもの夜空に浮かんでいる月が赤く欠けているというのは、すごく神秘的なものですね。昔の人が日食や月食を「不吉」と言って避けたのも理解できるほど、異様な光景にも思えます。でも私は素人でもそこそこの機材があればこれだけ美しい月食が撮れる現代に生きていることに、感謝したい思いです。

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