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お台場ユニコーンガンダム 期間限定プロジェクションマッピング

[ Sony α7S | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

先週末からゴールデンウィークまで、お台場ユニコーンガンダムの期間限定プロジェクションマッピングが行われているということで、見に行ってきました。

実物大ユニコーンガンダムと光×音楽×映像プロジェクションマッピング。4月21日~ – AV Watch

お台場ユニコーンは建造中~正式オープン直後くらいまでは頻繁に行っていたものの、展示内容が特に変わらないこともあって随分ご無沙汰していました。久しぶりに行くと、オープン直後には正面の一番良い位置にフォトデッキがあって邪魔だったのが撤去され、いいアングルからユニコーンを眺めることができるようになっていました(それでもマッピング用プロジェクタのための櫓は正面に設置されてる)。改めてベストポジションからユニコーンと対峙すると、やっぱり夜の雰囲気はすごくイイ。

[ Sony α7S | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

プロジェクションマッピングは毎日 19:30/20:30/21:30 に実施されています。普段はライトアップ+変身発光のみの演出ですが、今回はユニコーン立像としては初めて(初代ガンダムから数えてもかなり久しぶり)のプロジェクションマッピング。


プロジェクションマッピングはダイバーシティ東京ビルの壁面映像と連動して行われます。壁面では西暦時代における人類の宇宙開発の歴史から始まって宇宙移民と宇宙世紀への改暦、そして一年戦争から「ラプラス事件」までの流れをダイジェスト的に追ったもので、映像自体は既存のものの使い回し。まあそれは良いんですが、このユニコーンガンダムのパネルラインに沿って光らせてるプロジェクションマッピングめちゃくちゃカッコイイじゃないですか!これにはシビレました。

[ Sony α7S | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

壁面映像のほうはテレビシリーズだけでなく 0083 なんかも網羅されています。ユニコーンもジオンっぽい配色になっていますが、こちらは逆にパネルラインを黒く描いていて、特徴的な外装のデザインをうまく利用している印象。

[ Sony α7S | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

コロニーレーザーやバイオセンサーの映像に合わせてユニコーンの表面に光の粒子が散るような表現もされていて、これがまた美しい。ほぼ全身が真っ白なユニコーンガンダムならではの表現手法だと言えます。

[ Sony α7S | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

そしてバンシィの登場シーンではユニコーンの装甲に濃紺を投写し、サイコフレームを黄金色に発光させてユニコーン立像自体がバンシィ相当に「変身」します。初代ガンダム立像でもライトアップ色によってバンシィやフェネクスを連想させる表現がありましたが、今回はホンモノのバンシィ。よく見ると同じ紺色でも部位によって微妙に明るさを変えてあり、アニメ内での MS の質感表現を再現していることが分かります。しかも立像のサイコフレームが仕込まれていない箇所からもサイコフレームの光が漏れ出ているような表現までされていて、細かいこだわりが伝わってきます。

[ Sony α7S | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

バンシィの次には期待通り装甲が金色に、サイコフレームが青に光ってフェネクスが登場。先日発表された『機動戦士ガンダム NT』の予告映像もごく一部使ったティザー映像のような内容でしたが、既知の情報しかなかったのはちょっと残念。

とにかく映像と音楽に合わせてユニコーン立像が変身し、その上にプロジェクションマッピングを重ねるという演出は見応えがありますね。プロジェクションマッピングと言いながら実際にはほぼ平面に映像を投写しているだけというものも少なくない中、ここまで複雑な立体にビタッと映像を合わせている例はそう多くないのではないでしょうか。
他の時間帯では従来の夜間演出も行っているため、まだ夜のユニコーン立像を見に行っていないのであれば、この GW が狙い目だと思います。

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