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MWC19 Barcelona

ソニーモバイル、4K有機EL搭載の新フラッグシップ「Xperia 1」発表 – ケータイ Watch

スペインで開幕した MWC 19 Barcelona にて各社がスマホ新製品を発表。ソニーモバイルも Xperia 1/10/10 Plus/L3 の四機種を発表しています。

Xperia 1 はほぼベゼルレスの縦長ワイド OLED ディスプレイにトリプルカメラというトレンドを追ったスペック。他メーカーに比べれば相変わらず後追い感は否めませんが、指紋センサを側面に戻しつつ、Xperia Z 世代のようなシュッとしたデザインに戻してきたのが好印象。本体カラーにパープルを復活させてきたのも狙ってのことなんでしょうね。私が Xperia を見限る決め手になった XZ2/XZ3 よりもはるかにまとまりの良い端末に見えます。

私は先月 iPhone XS を買っていなければこの Xperia 1 に機種変更していたところでしょうが、今さら手は出せないからなあ。二年後(あるいは来年秋冬モデル)の新機種とその時期の iPhone を天秤にかけて選ぼうと思います。あるいはその前に奥さんの Xperia XZ1 からの買い換え候補にはなるかもしれません。またミドルレンジモデルの Xperia 10/10 Plus はなかなかバランスが良さそうなので、価格次第では出張用端末として入手したいかも。


まあそんなことよりも今回の MWC の話題の中心は「折り曲げられる OLED」を採用したフォルダブルスマホという印象です。

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世界初のフォルダブルスマホは CES で話題をさらった中国 Royole の「FlexPai」でしたが、これは本来ディスプレイメーカーだった Royole が自社デバイスのアピールを主目的に商品化したものという印象でした。それに対して今回のは世界でも最大手に属するスマホメーカーから発売されるということで、Royole に比べれば数を出すモデルになるでしょう。とはいえほぼ初物のデバイスを採用して $2,000 クラスというのは本当のエンスージアストくらいしか買わないでしょうし、各メーカー的にも技術アピールでの差異化とディスプレイデバイス自体の応用先の模索以上の意味はないような気はします。いくらフレキシブルに曲げられる OLED といっても一日に何度も開閉するスマホに採用してどの程度耐久性があるのか?という不安もあります。そういう意味では、外付けディスプレイを使って二画面化する LG V50 ThinQ 5G のほうが技術的にもコスト的にもいくらか実用性がありますが、これはこれで二画面の間が空きすぎています。

それでも、かつて二画面タブレットの夢を見、docomo「M」≒ZTE AXON M を買おうか一度は逡巡した身としては気になるわけで。率直に言って Galaxy Fold も Mate X も折りたたんだときの厚みがあるから「折りたたみスマホ」として使いたいとは思いませんが、折りたたんで持ち運べるタブレットとして考えると 7~8inch タブレット愛好家としては魅力的に映ります。だからってそれに 20 万円はとても出せませんが、今ドコモオンラインショップを見たら M Z-01K が ¥648 なんですよね(;´Д`)。今後のメーカーサポートについて不安はあるものの、これなら Xperia Z3TC の後釜に追加契約してもいいんじゃないかとさえ思える価格。あと一ヶ月ほど我慢すれば iPad mini の新型が出る可能性が高いのでそれ待ちの状況とはいえ、悩ましい…。

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