GW が明けてもまだまだ GW 中のネタで引っ張っていきます(ぉ。今回は京都で食べてきたラーメンの話。
三年前に京都に行ったときには新福菜館の本店に行きましたが、今回は隣で新福菜館以上の行列ができていた第一旭に行ってみようと思っていました。第一旭はつい先日東京にも進出したようだけど、やっぱり本場の味を知っておきたくて。
さすがにお昼時に行ったら前回同様の行列だろうと思い、朝 9 時半頃に京都についてすぐ向かったところ、並ばずに入れました(笑
外に行列こそできていなかったものの、中に入ってみると席はけっこう埋まってる。朝の 9 時台からラーメンを食べる人々ってどんな人生を送っているんだろう…と自分のことを棚に上げながら考えます(ぉ
この店、朝 5 時から深夜 2 時まで営業しているんですよね。様々な人間模様が交錯しそうです。
新福菜館は黒炒飯だけど第一旭は餃子がいいという話を聞いたので、サイドメニューに餃子を頼んでみました。
カリッと焼き上げられた小ぶりな餃子の中に、ギュッと凝縮感ある具。正しいラーメン屋の餃子という感じでおいしい。
そしてラーメン。こういうのはやっぱり全部のせから行ってみるべきでしょう、ということで特製ラーメンを注文。
いかにもなラーメンどんぶりの中に茶色いスープ、たっぷりのネギ、もやし、チャーシュー。九条ネギの緑が美しい。
そうそう、私が最近好きなのはこういう王道の「中華そば」ですよ。
醤油ベースのスープはちょっとしょっぱいかな…でも好きな感じ。
富山人としてはどことなく大喜を思い出す、なんか懐かしい味。
チャーシューは気を衒わないオーソドックスなタイプ。脂っこくなく、もやしのシャキシャキと一緒に食べるとうまい。
スープの味も半分くらいはチャーシューの塩味由来じゃないかというくらい、味がよくしみています。
そして麺。この店、麺がうまいんだ。
何が特徴というのも難しいくらい「中華そば」のど真ん中を行く感じの中太ストレート麺で、麺そのものの味に加えてスープがよく絡んでおいしい。中華そばらしい中華そばを正面から食べている実感があります。
いやあ、おいしかった。
隣の新福菜館と比べると、あっちのほうがスープの色的にはしょっぱそうに見えるのに、実際の味は逆という対照的なところも面白い。
どちらも甲乙つけがたい、名店と言われる理由が分かる味でした。
ちなみに京都で「第一旭」というと複雑な暖簾分けの結果さまざまな流派の「第一旭」が存在するようですね。
京都たかばしにあるこの本店が起源らしいですが、機会があれば別の流れを汲む第一旭にも行ってみたいところ。
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