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青山シャンウェイ 神楽坂店

一年の計は新年会にあり、の格言に従い(そんなものはない)、2020 年一発目はこちらのお店に行ってきました。

鉄板中華 青山シャンウェイ神楽坂

ドラマ『孤独のグルメ』にも登場した青山シャンウェイの支店です。こちらは青山本店の直営ではなく、銀座店と同系列のフランチャイズの模様。
ここはなんと東京理科大学が所有するビルの中にあります。しかし大学施設とは思えないオシャレ物件の中に飲食店がひしめき合っている、独特の雰囲気。

銀座店と同系列らしさが漂う整った店内。メニューは基本的に青山本店と同じですが、日替わりもあります。大根もちとか海老ニラまんじゅうとか、ちょっと惹かれる。このメニューの達筆ぶりもいいじゃないですか。

ともあれまずはビールで乾杯。
本年もよろしくお願いします!!

料理はいきなり本命のひとつ、蒸し鶏(一羽)から出てきました。

このボリューム感!そして長時間蒸されたため本当に骨まで食べられるレベルの柔らかさ。フォークでほぐしたら、濃い味のタレをよーくつけて無造作にいただきます。
棒々鶏とも口水鶏とも違う、この店でしか食べられない味の蒸し鶏。何度食べてもやみつきになります。

四川麻婆豆腐。

唐辛子と山椒がバッチリ効いていてスパイシーだけど、辛すぎないちょうど良いおいしさ。
そうそう、こういう味付けの麻婆豆腐大好きなんですよ。

最近密かにハマっているレモンサワー。
この店のは、レモンが丸々一個入った酸っぱさがたまらない!麻婆の辛味と痺れの後に、この酸味を求めていたんだ。

しかもホッピーのように「中」だけおかわりできるから、何杯でも楽しめます。

そしておすすめメニューの中から気になっていた蛤と水餃子の麻辣湯。
この赤さ、それにたっぷり入った各種唐辛子。この容赦ない感じ、これはおいしそうだ。

見た目のインパクトを少し裏切るように、実際の味のほうは辛さとうまみのバランスがすごく良い。
蛤の出汁がいい働きをしている。そしてモッチモチの水餃子、スープのうまみと刺激を存分に受け止めて、本当においしい。

飲み物はシャンウェイサワーの青(左)と赤(右)に移行するわけです。
レモンサワーに青・赤それぞれの花椒を入れた、この店オリジナルのレモンサワー。花椒の刺激キツめだから得意な人じゃないとつらいかもしれないけど、青は香り高く爽やかな風味、赤はパンチのある刺激、という感じで面白い。これだけ辛いものを食べ続けていたら感覚も麻痺して、けっこうグイグイ飲めてしまいます。

これを食べずには帰れない、毛沢東スペアリブ!

何度見てもこの存在感には圧倒されます。そして何度食べても、スペアリブにかかっているこの大量のスパイスの正体が分からない(笑。

例によってビニール手袋をして、遠慮なく手づかみでいただきます。しかし持つ手が火傷しそうなレベルでアッツアツ(汗

この肉肉しさとジューシーさ、そこに後から追っかけてくる辛さ。ヒーヒー言いながらも手が、口が止まらない自分がいる。
この味の正体がなんだか分からないけどとにかくうまい、という体験もそうそうできるものではありません。ああうまい。

しかしまあ、ここまでメイン級の料理が続いた後に一人一本のスペアリブを食べてしまっては、〆のチャーハンまで行き着く胃の余裕がなく、珍しく炭水化物なしのまま〆。
でも不思議と消化不良感はなく、確かな満足。やっぱりこの店はレベルが高い。

今回もおいしかったなあ。
ごちそうさまでした。

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