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iPad Pro (2020)

LiDARスキャナ搭載の新iPad Pro。プロ向けカメラ&マイク、トラックパッド操作 – AV Watch

Apple が新しい iPad Pro(と MacBook Air/Mac mini)を発表しました。

SoC が新しい A12Z Bionic プロセッサに変更され、内蔵カメラが二眼になり、LiDAR デバイスが搭載され、さらにカバーキーボード(オプション)にはトラックパッドが追加されています。A12Z Bionic は従来の A12X Bionic の GPU コア増量版ということで劇的な性能向上というほどではないでしょうが、GPU コア増加はグラフィック性能のみならず後述の LiDAR による空間解析に力を発揮しそうです。

LiDAR(Light Detection and Ranging)はレーザー光を使って物質の検出と距離測定を高速に行うセンサの一種で、近年では自動運転に使われるセンサとして注目を浴びています。iPad Pro に搭載される LiDAR はサイズやコストを考慮すると自動運転グレードのものではないでしょうが、アプリケーション上で空間認識に使う上では十分な速度と精度を実現したものと考えて良いでしょう。現時点で考えられる用途は主に内蔵カメラと組み合わせた AR アプリですが、空間認識ができるということは内蔵カメラの背景ぼかしの精度を高めたり、撮影した 2D 写真から疑似 3D 空間を生成したりすることにも使えるはず。今後どのようなアプリケーションが登場するのか、非常に興味深いところ。
また内蔵カメラは広角+超広角の二眼。デュアルカメラを搭載するときに望遠よりも広角を優先するのは最近のスマホのトレンドですが、今回の iPad Pro の場合は単なる写真用というよりは 上記 LiDAR と組み合わせるのに超広角のほうが用途として適していたという理由もありそうです。iPhone 11 Pro の超広角カメラが視野角 120°(焦点距離 13mm 相当)だったのに対して iPad Pro では 125°(焦点距離 11mm 相当)という写真用には逆に扱いにくい画角になっていることもそれを裏付けていると言えます。

カバーキーボードへのトラックパッド搭載はついにという感じ。私も iPad mini で BT キーボードを使うときにはマウスが欲しくなりがちだったので…。そういえば iPadOS で追加されたマウス対応ではアクセシビリティ機能の一環という位置づけだったためかポインタが微妙に扱いづらい仕様だったけど、今回のトラックパッド対応により一般的なマウスポインタが表示できるようになるんでしょうか。
ちなみにこのカバーキーボード、なんか変わったヒンジを採用して iPad Pro 本体を持ち上げたまま保持できる構造になっているようなんですが、どういう仕組みなのかすごく気になります。

プライベートで使う分にはモバイル PC でなく iPad で十分な感じになりつつある昨今、今回の iPad Pro はなかなか良さそう。ただ Apple Store の整備済製品リストを見ると 2018 年の 12.9inch iPad Pro 64GB モデルが ¥72,800+税 で並んでいたりするんですよね。性能的には新型と極端に変わるわけでもないし、こっちのほうがお買い得なんじゃないか…とグラグラ来ています。

コメント

  1. Matsuyama, Kou より:

    中国語のページですが,iPad Pro で Magic Trackpad を使ってみた記事がありました。ジェスチャもほぼ Mac と同じように使えるようです。

    https://sspai.com/post/59569

    • B より:

      ありがとうございます。見た感じ本当に Mac ライクに使えそうですね。iPad ではマウスよりもマジトラで使った方が快適っぽい。新 iPad Pro のトラックパッド付きキーボードも同じように使えるでしょうから、期待してよさそうです。

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