リモートワークで家に籠もりきっている平日のストレスを晴らすべく、3 月の週末はできるだけ外食するようにしています。今日は餃子が食べたいと思いついて蒲田まで足を伸ばしてきました。
蒲田の羽根付き餃子三名店のひとつ「金春」(こんぱる)です。過去に本館のほうには行ったことがあったけど、今回は新館を攻めてみました。
「歓迎」西口店を過ぎて東急池上線沿いの昭和の香り漂うアーケードを越えた先に店舗があります。
まあ、ここに来たら何はなくとも焼き餃子から頼むでしょ。
想像していたよりも一つ一つが大きい。蒲田の他の羽根付き餃子の店よりも、金春本館よりも大ぶり。
分厚くてもっちりした皮の中から、じゅわぉっと溢れる肉汁。このパンチ力はすごい。
皮の厚みも相まって、餃子というよりはミニ豚饅を食べているかのような感覚があります。
これはうまい、個人的にはこの辺でナンバーワンだと思っていた歓迎本店の餃子よりおいしいかも。
エビ入り焼き餃子。こっちは羽はついてるけど繋がってないタイプ。
中の海老がプリップリ。それにニラも良い味を出してる。普通の焼き餃子もおいしいけど、この海老もなかなか捨てがたい。
餃子以外に一品料理も頼んでいきます。まずは豆苗炒め。
出てきた瞬間の強烈な青臭さに少しウッとなるけど、口に入れるとニンニクの香りにかき消されます。
シンプルな炒め物なのに、中華の青菜炒めってどうしてこんなにうまいんだ。
続いて麻婆茄子。注文したらあっという間に出てくるのが町中華の強み。
とろみ強め、油多めの麻婆茄子です。
麻婆だけどあまり辛くなく、うまみの方が強いタイプ。これはちょっと白飯が欲しくなる。
海鮮モノも試してみたくなったので「XO 醤三鮮炒め」もいってみました。
濃厚そうな見た目に反して、味付けはややあっさり。しかしエビ、イカ、ホタテがプリップリでうまい!!
食べているときに時々当たる XO 醤の貝柱にうまみが凝縮されていて、やみつきになりそうな味。
さらに点心をもう少しいっておこうじゃいですか。
というわけで小籠包と、
焼売。どちらも小麦粉から作られた皮と挽肉の組み合わせなのに、食感と味がこうも変わってくるのが面白い。
いやあ、おいしい。
エビチャーハン。
このエビも期待に違わずプリップリ。この店のエビ料理、外れなし。
チャーハンは油少なめのあっさり味だけど、あのパワフルな餃子と一緒に食べるならこれくらいのほうがバランスが良いと感じます。
ラーメンもシンプルなあっさり味。
やはりこの店は餃子が主役で、麺飯類はその引き立て役なんだろうなあ。その辺のラーメン屋だと餃子はあくまで脇役だけど、主従が逆転するのはさすが蒲田。
どの料理もおいしかった。お腹いっぱいになりました。
おかげで溜まっていたモヤモヤが少し晴れた気がします。来週もまたリモートワークだけど、ここでもらった元気を元手に頑張ろう。
ごちそうさまでした。
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