東プレが同社初のマウス「REALFORCE MOUSE」を発表しました。
東プレ初のマウス「REALFORCE MOUSE」登場。キーボードと同じ静電容量無接点方式スイッチを搭載 – PC Watch
東プレが目指した“REALFORCE”らしいマウスとは? 「REALFORCE MOUSE」開発の真意を訊く – PC Watch
15 年来の REALFORCE キーボードユーザーとしては同シリーズのマウスと言われると気にならざるを得ないところ。なんたってこの blog のエントリーのほとんども REALFORCE シリーズのキーボードで入力されていますからね。
REALFORCE MOUSE の最大のセールスポイントは、キーボードと同じく静電容量無接点方式スイッチ。キーボードの方は打鍵感が軽くまた耐久性が高いキースイッチは他に代替がなく、これのせいで私は薄型キーボードが主流になった今でもオールドスタイルな REALFORCE から離れられずにいます。その東プレが作るマウス用スイッチはどんな感触なのか。無接点スイッチのためチャタリングとは無縁で、またクリック音もないと言います。私はマウスでは 20 年来のロジクールユーザーですが、スイッチが劣化してくるとチャタリングが発生して買い換え必須だし、近年の静音マウスに慣れてくると同社のハイエンドマウスのクリック音はうるさく感じる。この二点が解決されるなら、REALFORCE MOUSE に乗り換えを検討する価値はあります。
しかし気になるのは
- デザインが野暮ったい
- 有線マウスである
- 価格が高い
の三点。中身は凄いのにデザインが古くさいのは REALFORCE の伝統だからいいとして(ぉ)、今さら有線はなあ。同社は最近ゲーミング PC 方向に商品性を振っているので有線(とマルチカラー LED)はゲーミング PC 需要を見越してのことでしょうが、ビジネス/クリエーション用途向けにワイヤレスモデルも欲しかったところ。スペック的には 6 ボタン+ホイールで解像度 400~12,000DPI、ポーリングレート 125/500/1,000Hz は私にはオーバースペックと感じるほど十分。二万円近い価格は第一印象で高いと思ったけど、自分が普段使っているマウスも一万円オーバーなことを考えるとそう高くはないか。有線として考えるとちょっと高いか。
いずれにしても長年のマウス馬鹿としては気になるところ。一度実機を試してみたいですね。その上で、ワイヤレスモデル等の自分が求めるバリエーションが出てきたら、改めてロジクールからの乗り換えを考えよう。
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