JR 東日本が 8 月下旬から来年 3 月末までの新幹線が半額で利用できるキャンペーンを発表しています。
JR東日本、全方面の新幹線が半額になる「お先にトクだ値スペシャル」 利用期間は8月20日~2021年3月31日 – トラベル Watch
COVID-19 の影響による移動自粛/制限によって、鉄道・航空各社は今期大きな打撃を受けています。JR 東にとってはこれくらい値引きしてでも顧客を取り戻す必要があるということなのでしょう。
新幹線は便利だけど決して安い移動手段ではないので、半額というのは非常に魅力的。JR 東西をまたぐ北陸新幹線の半額期間が 8/20~9/30 というのが北陸民としてはちょっと残念ではありますが、それでも安い。だって一家四人で帰省したら交通費だけで往復 10 万を超えてしまうところ、5 万円台で済む計算になりますからね。
しかし我が家はこの夏は帰省しないことに決めてしまいました。去年もあまりゆっくり滞在できなかったから残念なのですが、この時期に帰省することで自分たちが良くても実家が「あの家に東京から帰省してきた人がいる」という噂が立つことで問題が起きる可能性があるのと、身内に介護業従事者がいて万一のリスクを考慮する必要があることを鑑みての結論です。
個人的には、もはや健康と経済のどちらかだけを優先するわけにはいかない状況なのだから、ワクチンなりの解決策が示されるまでの間は両方のバランスをとりながらウィルスと共存していくしかないと考えています。が、世の中の全てがそう考えているわけではない以上、家族や友人に迷惑がかかる行動は避けなくてはなりません。東京から離れた閉鎖的な社会ならば特に。
とはいえこの 4 ヶ月(どころか年内いっぱいくらいになる可能性もある)ほとんど自宅から出ず、外出しても東京南部と神奈川県の東端の範囲でしか移動していない私としては、いい加減この閉塞した日常を離れてリフレッシュしたい。JR だけでなく JAL や ANA も積極的な割引運賃を展開していて北海道や沖縄まで片道 ¥8,000 程度で行けるとあれば羽を伸ばしたくもなります。さらに 8 月からは観光庁主導の「Go To キャンペーン」もあるし、状況さえ許せば旅に出るにはいいタイミングなんですよね。まあ Go To キャンペーンはもう実施 3 週間前なのにまだ詳細のアナウンスが一切ありませんが…。
県境をまたぐ移動の可否についてさえ政府と東京都の見解に食い違いがある状況では、各個の判断で旅行に行くというのもなかなか難しい。必要に応じたマスク着用や手洗いうがい等の予防を前提として、みんなが気をつけながらある程度普通に過ごしても良いという社会的コンセンサスが早く取れることを願っています。
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