我が家にもようやく届きました。
世の中にマスクが最も枯渇していた時期に突如発表された「シャープ製マスク」。私も初回抽選から応募していたのに、ここまで何の音沙汰もなし。6 月頃までは毎週の抽選結果を一応チェックしていましたが、マスクの流通量が回復してきてからはもう応募したことすら忘れていました。毎回の抽選の倍率が 100 倍を超えているようでは、そうそう当たるものでもありません。
それが、17 回目の抽選でついに当選。ドロップ率 1% 未満のガチャが 17 回目に出た、と考えればかなり幸運な方なのかもしれません。忘れた頃に当選通知が来て、もはや近所の薬局やコンビニでもそれなりにマスクが入手できるようになった今、あえて買う必然性もありませんが…そこは「電機メーカーのロゴが入ったマスク」なら、記念にでも買っておくしかないでしょう。
マスクのレビューという意味では 2 回目の抽選で当たった方にだいたい書かれてしまったので、改めて書くようなことも特にありません(ぉ。しかしよく見ると、同じように見えるパッケージでもこの 3 ヶ月の間にマイナーチェンジが施されているようですね。シリアルナンバーの記載はドットインパクトプリンタの印字位置のバラツキが大きかったのか、外枠が省略されています(笑
製品は個包装ではなく、25 個単位でパッキングされています。個包装のほうが予備のマスクを持ち歩くのに便利なんですが、供給不足になって以降はほとんど見かけなくなりました。
不織布マスクとしてはごく普通の作り。右下にシャープのロゴが刻印されていなければ、世の中にある不織布マスクと見分けがつかないでしょう。
ゴム紐は丸紐タイプでした。
この個体は左右の紐の長さが微妙に違うのが少し気になりますが、現時点ではシャープとしても多少のバラツキよりは良品数確保の方が重要なのでしょう。
自宅にあった不織布マスクと比べてみました。家にあったのは国内の輸入商社扱いと思われる中国製マスク。最近は薬局やコンビニでユニ・チャームやフィッティ(タマガワエーザイ)といった国内メーカー品を見かける機会がめっきり減り、商社扱いの中国製品が主流になっているように思います。まあ電気製品がそうであるように、ちゃんと品質管理されていれば中国製でも問題はありませんが。
サイズはどちらもほぼ同じ。不織布の品質は、厚みは同程度ですがシャープ製のほうが表面のきめが細かくて肌触りはいい感じ。
ゴムは中国製のほうは製造時に捩れたまま組み付けているのかヨレが気になりますが、見た目の太さからも判るとおりシャープは細すぎてちょっと頼りない。ただ中国製品のゴムはやや弾力が強いため、緩いシャープのほうが長時間つけていても耳が痛くなりにくそうではあります。
総じて、マスクの選択肢がそもそも限られている現状のもとではどちらも大きな不満はありません。
せっかくシャープが企業努力のもと作ったマスクだからコレクションにしておくつもりはなく(1 枚くらい記念に取っておくかもしれませんが)、基本的にはありがたく使わせていただきます。とはいえ現在流通している中国製マスクに比べて特段安いわけでも品質が高いわけでもないので、5~6 月頃に比べればわざわざこれを買う必然性は薄れているのも事実でしょう。以前に比べれば私の周囲でも「当たった」「当たったけどスルーした」という声を聞く機会も増えたので、もしかすると一定のキャンセル率を想定して少し多めに当選させているのかもしれません。
どうせなら出社するときに使いたいのですが、そもそもいつ会社に戻れるかもまだ全然分からないんですよねえ…。
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