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オールドレンズ・ライフ 2020-2021

毎年この時期恒例の『オールドレンズ・ライフ』が発売されました。

澤村徹 / オールドレンズ・ライフ 2020-2021

オールドレンズ・ライフ 2020-2021

今回でこのシリーズも通算 10 冊目を数えます。私が澤村徹氏の記事を読むようになったのは 2007 年に PCfan に何故か掲載されていたカメラネタの連載だったので、かれこれ 13 年フォローしていることになるわけです。そろそろ、当時は現行だったレンズも「オールドレンズ」の範疇に含まれ始めているんじゃないでしょうか。ミラーレスのフォーマットから見れば一眼レフ時代のレンズの多くは機能的・性能的に「オールド」と言っても過言ではありません。思えば遠くへ来たものだ。

オールドレンズ・ライフ 2020-2021 本日発売です!: metalmickey's blog

オールドレンズ・ライフ 2020-2021

昨年の号から発売日に Kindle で電子版が買えるようになったので、今回も Kindle 版を購入。色校をちゃんとやってるムックだから本当は紙で買いたいんですが、本棚の在庫を増やしたくないのと iPad でいつでもどこでも読める利便性には勝てません。

それにしても、このシリーズで 10 冊、他のムック等も含めればもっとオールドレンズ本を出し続けてきてそろそろネタも枯渇するのでは…と毎回心配しているんですが、本当にネタが尽きませんね。

オールドレンズ・ライフ 2020-2021

第一特集は沈胴レンズ。沈胴レンズといえばライカ、あるいはライカコピーです。あのコンパクトなスタイルはライカブランドであることも含めて憧れで、定期的に手を出したくなるオールドレンズのひとつ。しかし沈胴レンズは古い時代のものが多く、写りを考えるとつい他のレンズを選んでしまってなかなか自分で使う機会が巡ってこないんですよね。

個人的には、今の EVF が突出したデザインのフルサイズミラーレスで沈胴レンズを使うのは何か違うと思っているのですが、シグマ fp や α7C のようなレンジファインダーライクなフルサイズミラーレスが出てきたことで改めて興味が湧いてきました。オールドライカもいいけど、ツァイス信者としては Jena 時代の沈胴ツァイスを α7C あたりで試してみたいところ。

オールドレンズ・ライフ 2020-2021

第二特集は「フレア・ゴーストコレクション」。写真用に限らずレンズにとって排除したい悪者であるフレアやゴーストも、今あえてオールドレンズを使うならば表現に取り込んでしまったほうが楽しい。私もわざとフレアやゴーストを作って柔らかい雰囲気の写真にしたいときに、あえてオールドレンズを持ち出して光源をフレームインさせて撮ることがあります。
ここで紹介されているレンズは特に独特なフレア/ゴーストが出るレンズばかりで、作例を見るだけで興味をそそられる。この Avenon が醸し出す円形ゴーストはどこか人智を超えた神々しさすら感じさせるものがあり、もしこれを買ったら自分はどんな写真を撮ろうかな…という妄想が捗ります。

オールドレンズ・ライフ 2020-2021

第三特集は「誰も買わないオールドレンズを買ってみた。」。ラノベ風のタイトルを狙ったという本特集は、今までならばこういったオールドレンズ本でも顧みられることの少なかったマイナーオールドレンズに脚光を当てています。が、既に評価の定まった銘玉を買って答え合わせのように使うのが本当に楽しいのか?星の数ほどあるオールドレンズから自分の経験と勘で選び、失敗もオールドレンズ遊びのプロセスのひとつとして楽しめるのが本当のオールドレンズ趣味ではないか?と考えると、この特集こそがオールドレンズ遊びの真骨頂ではないかとすら思うのです。マニアックな特集のようでいて、実に本質的。

個人的にはこの Porst のレンズの写りに惹かれました。鏡筒デザインもヤシカコンタックスか末期の Jena っぽくて好み。私も久しぶりに中古屋に行ってこういう掘り出し物を探してみたくなりました。

オールドレンズ・ライフ 2020-2021

今回大々的に取り上げられるかと思っていたシグマ fp の出番は少なめ。でもドレスアップコーナーで王道中の王道といえるカスタマイズが施されていました。初代 NEX-5 で純正レンズよりもオールドレンズをメインに使っていた私としては、ミラーレスでのオールドレンズ使いはこういうスタイルのほうがしっくり来ます。

オールドレンズは写りだけでなくカメラ全体を含めたドレスアップやコーディネートがまた楽しいんですよね。今後は α7C も出てくることだし、fp と合わせて再びカメラの外観でも遊ぶ流れが来てほしいところ。来年の号も今から期待しています。

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