Amazon のブラックフライデー/サイバーマンデーセールも始まって世の中はいよいよ年末ボーナス商戦期に突入しましたが、それに合わせるように PC 用の NVMe SSD が値下がってきたというニュースが気になっています。
中でも注目なのが低価格 SSD の定番、WD Blue SN550 に 2TB モデルが登場したこと。しかもいきなりクラス最安の 2 万円台中盤。これはまたド定番商品としてよく売れそうです。
同じく Western Digital からはハイエンドの WD_BLACK にリード 7,000MB/s を誇る新シリーズ「SN850」も発売。私が自作機のシステムストレージとして使っている旧モデル「SN750」のいきなり倍の速さを実現してきたわけで、これはちょっと悔しい。今年初めに組んだ今の自作機には性能的な不満は全くありませんが、システムドライブの速さが二倍違ったら CPU を交換する以上に体感速度が変わりそうです。まあ、今のマザー(ASUS TUF B450M-PRO GAMING)は NVMe の転送速度の上限が 4,000MB/s なので、SN850 の恩恵を受けようと思ったらマザーボードから換える必要がありますが。
(写真は以前購入した WD Blue M.2 SATA SSD)
今使っているマザーボードは NVMe 対応 M.2 スロットを二つ持っていて、プライマリースロットに SN750 1TB を挿しています。当時の予算ではこれが限度でしたが、2TB クラスの NVMe SSD が 2 万円前後まで下がってきたらセカンダリースロットに挿してデータドライブにしようと計画していたんですよね。このマザーのセカンダリースロットは 2,000MB/s が上限だから WD Blue 2TB(リード 2,600MB/s)で十分だし、RAW データや Lightroom のカタログデータを置いておく程度ならばこの速度でも HDD より数倍は快適になるはずです。
最近ではついに KIOXIA(旧・東芝メモリ)の自社ブランド SSD も発売されています。ハイエンドの EXCERIA シリーズは WD_BLACK SN750 と同等以上の性能のようですし、価格次第ではこちらも面白い存在。KIOXIA は WD と提携関係にあって四日市の半導体工場を共同運営しているため、KIOXIA 製品に搭載される NAND チップは基本的に WD/SanDisk 製品と同等のはず(性能の違いはコントローラーや基板設計の差によるものと思われる)。国内ブランドを応援したい思いもあり、今後は KIOXIA の SSD にも注目していこうと思っています。
とりあえず来年のどこかで WD か KIOXIA の 2TB SSD が 2 万円を切ってきたら自作機に追加導入するつもり。
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