牛たん焼き仙台辺見

小用で自由が丘へ。お昼時だったので何か食べようと思い、駅近で見つけた牛タンのお店に入ってみました。

こぢんまりした雑居ビルの 2F というか、ecco のシューズショップの上。地味めな立地ですがこのへんの路面店はオシャレカフェが押さえてますからね。ランチタイムに落ち着いて食べたければこれくらいの雰囲気の方が入りやすいというものです。

ちなみにこの周辺で他に牛タンが食べられるお店は牛タンが主力の居酒屋が一軒ある程度で、意外と選択肢がありません。ねぎしくらいあるかと思いましたが、あまり需要ないんですかね。まあ自由が丘だしな。

ランチメニューはオーソドックスに牛たん焼き定食が中心。並→上→極上とランクが上がるに従ってタンの厚みが増していくようです。

ここは王道のたん焼きで行くか、でもねぎ塩レモンにも心引かれる。そして厚みはどれにするか。シンプルな問いだけど、それ故に悩ましい。

迷った挙げ句頼んだのは「上たん焼きと牛すじ煮込み定食」。ねぎしでもいつも牛タンにするかタンシチューにするか迷いがちな私は、こういう煮込み系が出てくると両方食べたくなってしまうのでした。

牛タンと煮込みの他にテールスープととろろ、麦飯（といっても麦は少なめで白米メイン）がついてきます。昼からちょっと豪勢になってしまった。

牛タンは厚みから想像されるとおり弾力があって、噛めば噛むほど旨味が出てきます。やっぱりこういうところの牛タンは焼き肉屋のタン塩みたいな薄っぺらいやつじゃなくて、こういう歯応えのあるタンじゃないと食べた気がしません。
牛すじ煮込みは肉汁が溶け出した味噌味のスープが濃厚で、牛タンに負けないおいしさ。七味が効いてるのもいいじゃないですか。

あっという間に麦飯が足りなくなり、おかわりする羽目になりました。できるだけ炭水化物は摂りすぎないようにしているつもりでも、こういうときばかりは抗えない。

食後はアイスコーヒーとずんだアイスがそれぞれ 100 円と言われたら頼むしかないじゃないですか。ずんだアイスは想像していたよりも甘さ控えめで、添えられているあんこで甘みを補う形。アイスコーヒーと一緒に食べてちょうど良い甘さ。

ところで、仙台には何度か行っているけどこの店は見かけたことがなかったような…と思って調べてみたら、ここは和風スパゲティの五右衛門や喫茶店の星乃珈琲店を運営する日本レストランシステム系列のお店なんですね。店名に「仙台」と入っている割には本場で見かけないわけだ。言われてみれば、メニューのほうにはちゃんと仙台「風」って書かれてた（笑
でも日本レストランシステム系列はどの店もちゃんとおいしくて、チェーン店だからといって侮れないクオリティがあります。

なかなか満足度の高いランチになりました。
ごちそうさまでした。