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大井町 高倉町珈琲のナポリタンとパンケーキ

大井町方面に行く用事があったので、ちょっと前にサイカ先生が良いと仰っていた喫茶店に寄ってきました。

高倉町珈琲|TAKAKURA MACHI COFFEE

高倉町珈琲

私はコーヒーにこだわりがある方ではないけどおいしいコーヒーは好き。サイカ先生が気に入った店(先生が行っていたのは別店舗だけど)なら間違いないだろうと思って大井町方面に行く用事があるのを見計らっていました。

Wikipedia によるとこの高倉町珈琲という店はすかいらーく創業者の横川竟氏がすかいらーくの社長退任後に、すかいらーくではコスト事情で実現できなかったゆったりした店舗空間と接客重視の店を作りたいという想いで起ち上げた喫茶店らしいですね。日本の外食産業を代表するチェーンを生み出した張本人が自分の理想を求めて作った店、というストーリーは強い。まあ大事なのはそういう背景よりも実際においしくて寛げる店かどうか、とりあえず入ってみましょう。

高倉町珈琲

中に入ってまず驚いたのが、店内が広い!え、ここ大井町駅からたったの徒歩 3 分ですよ。品川の隣ですよ。そんな立地にここまで広々とした空間を確保して、かつ席間の距離も程良く離れている。まるでクルマ必須な郊外の喫茶店に来たような感覚で、都心の喫茶店やファミレスでここまでゆったりした店舗を私は見たことがありません。この時点で既に気に入りました。

高倉町珈琲

だいぶ秋めいてきたとはいえ昼間はまだちょっと暑さもあるので、とりあえずアイスコーヒー。
水出しのアイスコーヒーで、雑味がなく飲みやすい。苦味の強いアイスコーヒーも好きですが、こういうまろやかなアイスコーヒーを飲むとちゃんとした喫茶店に来た気分に浸れます。

高倉町珈琲

ランチタイムにつきスパゲティをいただきます。
「昔なつかし昭和のナポリタン」と名付けられたオーソドックスなナポリタン。具もピーマン、しめじにソーセージという古き良き配役。確かに昭和の喫茶店にこういうのありましたね。

高倉町珈琲

食べてみると、確かに味付けは昔なつかしという感じだけど、昭和のナポリタンってもっとケチャップ味が前面に出た感じだったし油っこかったような。それに比べるとこれはちゃんとした「トマトソース」であっさりした軽めの味。
また中に入っているソーセージの味がどっしりしていて、この塩気と肉のうまみ、それに黒胡椒が全体を引き締めている感じ。見た目は昭和だけど、しっかり現代のナポリタンじゃないですか。もっと懐かしい味を想像していたから少し肩透かしだけど、これはこれでおいしい。

高倉町珈琲

続いてこの店の売りであるという生クリームのリコッタパンケーキ。見た目がシンプルで他の店にあるような「バえる」雰囲気ではないけど、たっぷり載せられたクリームがおいしそう。

では、いただきます。

高倉町珈琲

生クリームもパンケーキも、ふわっふわ。
放っておくとものの数分で萎んでいきそうなパンケーキ、悠長に写真撮ってる場合じゃない。

生地にリコッタチーズを練り込んだというパンケーキは甘さ控えめで食感とほんのりとした香り重視。
生クリームも上品な優しい甘さで、甘党ではない私もおいしくいただけます。

これいいじゃないですか。見た目重視で盛ったパンケーキよりもこっちが好きです。

高倉町珈琲

こう来たらコーヒーがもう一杯欲しくなって、今度はブレンドのホット。この店、コーヒーは銘柄豆以外のものであればおかわり半額、しかもホットとアイスとかブレンドとカフェオレとかの組み合わせでもいいというのがありがたい。長居していいってことだし、リモートワークな今ならオンライン会議がない日はここで一日仕事してたいくらい居心地が良い。

高倉町珈琲

いい喫茶店でした。スタバは落ち着かないし、コメダも好きだけどあそこは食欲が先に立ってしまいますが(笑)、ここは落ち着けるのがいいなあ。
東京は 23 区内だとこの大井町にしか店舗がないのが惜しい。他は市部と北関東、あと何故か北陸方面に展開しているようです。まあ都心でこれだけ広々とした店舗を構えるのは簡単ではないと思いますが、もう少し店舗が増えてくれることに期待。

とりあえずまた大井町周辺に来ることがあれば、またコーヒーを飲みに来ようと思います。モーニングもやってるようだから朝もいいな。

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