メカコレ VF-31C ジークフリード （ミラージュ機）

マクロスの新作を観るといつもそうなんですが、今回も例に漏れず『絶対 LIVE!!!!!!』を観に行って以来可変戦闘機の立体物が作りたい欲がふつふつと湧いてきて、とりあえずサクッと仕上がりそうなのを仕上げました。

メカコレクション VF-31C ジークフリード ファイターモード （ミラージュ・ファリーナ・ジーナス機）

VF-31C、ジークフリードのミラージュ機です。『絶対 LIVE!!!!!!』で隊長に昇格し、リーダーの才能を開花させた彼女に敬意を表して。

メカコレのジクフリは以前メッサー機を作ったことがありますが、無塗装ならば 30 分もあれば完成させられる手軽さは素晴らしいですね。

『絶対 LIVE!!!!!!』ではジークフリードは序盤に早々に退場し、Δ 小隊は新機体である VF-31AX カイロスプラスに乗り換えます。カイロスプラスはジークフリードの素体となった一般機カイロスの改良版で、現地改修によりジークフリードの予備パーツと増設したフォールドクォーツを組み込んだ強化モデル。ワルキューレの護衛とアクロバット飛行が主任務だったジクフリとは違い本気で戦闘に特化した機体ゆえに全体的にマッシブでカラーリングも抑え気味。戦闘機として見たときにはカイプラの方が格好良いけど、やっぱりワルキューレと飛ぶならジクフリだよなあ…と立体物を眺めて改めて思います。

機体・機種によって頭部パーツの形が微妙に異なるのがマクロスの伝統。マーキングシール以外はほぼ共通になっているメカコレ VF-31 シリーズにおいて、この頭部パーツだけは機種ごとに異なっています。まあファイターモード固定だから機体に埋まっているパーツの形状が微妙に異なる、というちょっとした違いにすぎませんが。

脹脛～足のパーツ（ファイターモード時にはエンジンに相当）の成型色はグレーなので、設定色に近づけるべくガンメタルのスプレーで塗装してみました。設定色はもっと暗いような気もしますが、まあ雰囲気は出たかな。メッサー機を作ったときは黒のマーカー塗りだったので、スプレー塗装ならそれよりは仕上がりが良い感じ。

このキット、上面はほぼ付属デカールでほぼ完璧に仕上げられるのに下面はほぼ真っ白なのがちょっと残念。モールドがかなり細かく入っていてスミ入れするだけで多少間が持つ見た目になるのが救いではありますが。ここを塗り分けるのは至難の業ですが、マーカー塗りだと安っぽく見えちゃうのでとりあえずスミ入れだけでお茶を濁します。まあ下から見ることはほぼないし。

ジクフリのミラージュ機は背中にパーソナルマークがないのでデザイン的に少し間延びして見えます。ジクフリで何のマークもなかったことが、『絶対 LIVE!!!!!!』のカイプラにジーナス家のマークが描かれたことの印象をより強くしているという側面はありますが、ジクフリにも何か貼りたくなってきますね。

手のひらサイズでお気軽・お手軽に作れるキットで手っ取り早く可変機欲が満たされました。でも改めてカイロスプラスも作りたくなってきちゃったなあ。もう VF のバンダイ製完全変形機を組み立てるつもりはないので、ハセガワあたりからファイターモード固定版でいいから出てきてくれないでしょうか。