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二月の勝者 -絶対合格の教室-

私は普段『孤独のグルメ』という例外を除きテレビドラマをまず観ないのですが、昨日最終回を迎えたこのドラマだけはリアルタイムで観ていました。

二月の勝者 -絶対合格の教室-|日本テレビ

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柳楽優弥主演で中学受験塾を舞台としたドラマ『二月の勝者 -絶対合格の教室-』です。ウチは長女が中学受験経験者で次女がまさに今年受験生につき、身近な存在である中学受験塾がドラマでどのように描かれるのか興味があったので。
ざっくりとした感想としては、いろいろとデフォルメされた表現はあるもののシビアな中学受験の実情をうまくドラマに落とし込んであって共感、納得するところが多かった。がむしゃらに勉強するだけではダメで時期やその時点での偏差値、子どもごとの適性に合った勉強法はあって、その方法論に則ってさえいればある程度の学力までは持っていける、という話は本当にその通りだと思いました。一方で、生まれ持った才能や家庭環境で半分は決まってしまう残酷な世界でもあります。

とかいう話をドライになりすぎず、子ども達の演技も相まって程良く感動できる話としてまとめた本ドラマは個人的には良かった。中学受験は高校や大学受験とはまた違うので、経験していないと没入できないドラマでもあったかもしれませんが。

そういえばこのドラマは確か漫画が原作だったのを思い出してちょっと見てみたら、ちょうど今 Kindle をはじめとする電子書籍サービスで 1~3 巻が期間限定無料配信中なんですね。

高瀬志帆 / 二月の勝者 -絶対合格の教室- [Kindle]

二月の勝者

ドラマの方は私が二人分の受験を通じて体験・実感したことの多くが表現されている感覚があったので、原作コミックはどんな感じなんだろうと思って試し読みしてみました。

絵柄は少しクセのある印象ではあるけれど、ドラマの配役や衣装・髪型などの再現度がかなり高かったことに漫画を読んで初めて気づきました。これ相当原作リスペクトありますね。またストーリーはドラマ的に仕立てるために少し改変されていながらも基本的には原作に忠実。
ドラマの方では強調したい台詞はテロップ化してインパクトを出す演出がされていましたが、漫画だと台詞そのものが文字なわけで直接的に刺さってきますね。

二月の勝者

いきなりシビアなお金の話。授業料やテキスト代、特別講習料としてバラバラに払っていると自覚できませんが(それでも安くはないけど)、まとめて提示されるとちょっと吐きそうになる金額です(;´Д`)。
これ教育であると同時に中学受験というビジネスであり、親にとっては子どもの将来に対する投資なんだよなあ。

二月の勝者

↑これはホントにそう思う。親が子どもにしてやれることって、未来の選択肢をできるだけ広く与えてやることと、自分で考えて判断する力をつけさせてやることくらいじゃないですか。
もしかしたらそう考えること自体が受験ビジネスの奴隷になっているということなのかもしれませんが。

二月の勝者

作中で最もインパクトのある、私が好きな台詞。現代らしくて良いじゃないですか(笑

二月の勝者

↑これもリアルな言葉。夫婦間、あるいは親子間での意見の不一致から塾を途中で辞めてしまったり、受験自体がうまくいかなかった子を実際に何人か見てきました。

このように一つ一つの台詞にリアリティがあります。作者の高瀬志帆という人はてっきり元塾講師か何かかと思っていたら、調べてみたところ生粋の漫画家じゃないですか。そして各巻の巻末には参考文献の記載がズラリ。相当調査した上で書いているにしても実感が込もりすぎているように感じるのですが、これが漫画家のすごさというものなのでしょうか。

二月の勝者

ドラマのほうは受験本番を終えて合否が出たところで完結しましたが、原作はまだ一月受験を描いているところらしいですね。つまりドラマが原作を追い越してしまったと。とはいえ完結が近いのは確か。
ちなみに個人的な感想でいうと、ドラマの方が実際の塾や子どもたちが映像として登場する分リアリティを感じました。私は漫画と先に出会っていたらここまでのめり込まなかったかもしれません。そういう意味ではドラマ化して成功した稀有な作品と言えそうです。

説明台詞が多い漫画だから読むのにも体力を必要としますが、面白かったので続巻も読もうと思います。
次女の二月の試験までの間に既刊を読み終えるくらいのペースで読んでいこうかと。

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