昨日本所吾妻橋まで行ったついでに、浅草寺まで一駅分足を伸ばしてみました。
もう松の内も過ぎたしそこまで混んでいないだろう、という甘い推測のもと行ってみたら激混み。さらにちょうど成人式と重なったことで振袖姿の若者も多く、もう正月過ぎにも関わらずお正月らしい雰囲気に包まれていました。これはある意味嬉しい誤算。
なお今回の写真は全て α7C+Biogon 21mm F2.8 G+PCX Filter にて撮影しています(マウントアダプター SHOTEN GTE 使用)。
COVID 前であれば雷門から仲見世通りまでは外国人観光客でごった返している…というのが浅草の常でしたが、現在ではその姿もほとんど見えず。それでも日本人だけでも混雑しているのがこの季節の浅草らしい。日本人が大半を占めている仲見世通りなんて十年ぶりくらいじゃないでしょうか?逆にタイムスリップしたような感覚に陥ります。
浅草って年に何回かしか来ないけど、写真撮りに来るのって何故か決まって年末年始なんですよね。
年末年始に撮りたくなるのが浅草、ということなのでしょう。
このエリアで圧倒的な存在感を誇る東京スカイツリーも、浅草寺ではちょっと薄まる。曇ってたからかもしれませんが。
都内の大きな寺社って他にもたくさんありますが、親しみやすさとか賑わいとかも含めて浅草寺はやっぱり圧巻だよなあ、と訪れるたびに思います。
初詣といったら本来は神社のはずなのに、多くの初詣客。
こういう良い意味で適当な宗教観と、それを受け入れる寺社側の包容力が日本らしさなのかもしれない。
仏様もある意味で八百万の神のひとつ、的な。
紅白ではなく五色の布で装飾されているのが仏教流、なのかな?
巫女さんもいないし(当然だ)、よく見ると確かに神社の初詣とは全然違う。
新年の浅草、やっぱり好きだなあ。いつも来たいとは思わないけどこの時季に来るとなんだか楽しい。
ここが外国人で溢れていた頃には風情が薄れてしまってやだな、と思っていたのですが、今は逆。多くの外国人観光客が安心して浅草を訪れられる日が早く戻ってきてほしいと願っています。
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