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DAZN for docomo が ¥3,000/月 に値上げへ

「DAZN for docomo」4月から3,000円/月。現契約者は価格据え置き – AV Watch

スポーツ専門の VOD サービスである DAZN が先日の通常会員向け値上げ発表に続いて docomo 経由での契約者向け料金の値上げを発表しました。価格は DAZN 直契約と同じ ¥3,000/月。割引がないため料金支払いが携帯料金に合算されること以外にメリットがありませんが、DAZN 本体の方針転換だからやむを得ません。スポーツ専門 VOD だけで ¥3,000 は複数ジャンルのコアファンでもなければちょっと高価いのでは、というのは先日も書いた通り。

重要なのは既契約者向けには従来の料金体系(契約時期によって ¥1,078/月 または ¥1,925/月)が引き続き適用される、という点。私は DAZN for docomo の初期からのユーザーなので今後も ¥1,078/月 で使えるのはありがたい。docomo は他キャリアよりも早い時期に DAZN と提携し、docomo 側がやってくれたプロモーションや価格等で当初の契約者数を伸ばした背景があると思われるので、他キャリアに比べて有利な契約が結べているものと思われます。とはいえそれが恒久的に続くとは考えにくいので、一年後くらいに既存ユーザーも ¥3,000/月 に揃えられるようなことは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
いずれにしても今シーズンの F1 やサッカーを観る予定があるなら値上げ前に DAZN for docomo を契約しておくべきでしょうね…。

一方で、KDDI が発表した DAZN セットプランのように携帯料金の中に OTT サービス(VOD や音楽ストリーミング等、通信の上で展開されるコンテンツやサービス)の料金をセットにするような動きも始まっています。ここ数年でようやく端末代金と通信料金と各種サービス料金の分離が進んだのに逆行する流れにも見えますが、キャリア/OTT サービスがお互いに高くなるコストを少しでも隠して見せ、かつ顧客を安定的に確保するには必要なことなんでしょうね。キャリア的には見かけ上の料金を安く見せることができ、OTT 的には解約リスクを下げることに繋がるので。

このあたりの料金動向はまだしばらく変化がありそうですが、私はもう DAZN なしでは生きられない身体になってしまったので、どういうルートで契約するのが最も安く上がるかは引き続き注意深く見守ろうと思います。

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