孤独のグルメ聖地巡礼のために朝霧高原まで行ったなら、ついでにもう少し楽しんで帰りたい。周辺に何かないかと思ってなんとなく Google マップを眺めていたら、朝霧高原って『ゆるキャン△』の聖地のすぐ近くでもあるじゃないですか。あさぎりフードパークからテレビアニメ SEASON1 の第 2~3 話に登場したキャンプ場「ふもとっぱら」まで、レンタサイクルで 15 分ほどの距離。これは立ち寄るしかありません。
それにしても先日の浜名湖舘山寺といい、最近の孤独のグルメはゆるキャン△と妙にシンクロ率が高い。
※今回の写真は全て α7C+FE 28-60mm にて撮影。
ふもとっぱら(劇中では「麓キャンプ場」として登場)はオートキャンプ場で、基本的にはクルマに乗ったまま受付してそのまま入場するシステムになっています。徒歩や自転車で来た場合は管理棟で直接受付。原則は宿泊客のみの対応ですが、見学したい旨を伝えると最大 15 分まで無料で見学可ということで許可証をもらって入場します。
管理棟にはドラマ版のリン役・福原遥さんとなでしこ役・大原優乃さんのサイン色紙が飾られていました。
解放感すげえ――――。
劇中で広さには言及されていたものの、実際に目にするとそのだだっ広さに驚きます。めちゃくちゃ広い。このへん一帯の平地が全部キャンプ場になっています。
そして春というにはまだ肌寒い季節、しかも曇り模様にも関わらず利用者が多い。もともと人気のキャンプ場だったそうですが、アニメやドラマの影響でさらに人気が出たに違いない。
敷地の広さに呼応するように、各施設もかなり大きい。アニメで見ていたときのイメージよりも大きくて驚きました。
でもその分ゆったりしていて、ソロで来てもいいけどグループで来たらきっと楽しいだろうなあ。
私はキャンプってちょっと苦手なんですが(虫が出るし)、ここはのどかで改めて一度キャンプしに来てみたいと思いました。
こういう場所で、特に何をするでもなくのんびり過ごす時間、よさそう。虫がイヤならやっぱり冬キャンが最適ってことか。
テントを持ってこないまでも、ミニバンを借りて車中泊でも楽しそう。一度やってみるか。
デカイ顔だ。
ふもとっぱらと言ったらすっかりこの建物のイメージです。
何かと思ったらここは売店なんですね。店先では薪も売られていました。
こちらの方角は毛無山…のはずだけど、雲がかかってほとんど見えない。
でもこの広大な風景だけでけっこうお腹いっぱい感がある。この広々とした感じ、都会にはないからなあ。
そういえば劇中で「朝は霧が出る」という話がありましたが、このエリアの名前が朝霧高原と聞けばそれも納得です。
ライオンか?ライオンなのか?
劇中でリンが写真を撮っていた謎のライオン像は車両受付の脇にありました。何のためにここにあるのかは完全に謎。
口をパカーと開けた少し間抜けな像。確かにつられて口を開けてしまいそうな感覚がある(笑
程良く古びた感じといい、何とも言えない雰囲気を持っています。
本当はこの方角に富士山が見えるはずなのに、こちらも全然見えない…。
これで富士山が見えていたらさらに素晴らしい景色だったに違いない。
それにしても、15 分の見学時間じゃ全然足りない。
もっとゆっくり歩きたかった。これは改めて泊まりに来るしかないか。
ちなみにここ、エリア的にはアニメ第 1 話に登場した本栖湖(浩庵キャンプ場)からもそう遠くないのですが、今回は朝霧高原を含め滞在時間が三時間しかなかったため泣く泣く諦めました。時間があれば本栖湖で富士山を眺めながらカレーめん、食べたかったなあ。
帰路、道の駅あさぎり高原にはゆるキャン△グッズコーナーがあるのを発見(あさぎりフードパーク内売店にもあった)。アニメの序盤に登場したエリアだから認知度高いんでしょうね。
ゆるキャン△のグッズは見ているだけでほっこりします。
しかもグッズのバリエーションが多い。
クルマを持っていたらステッカーでも買って貼るところだった…。
富士山ぬいぐるみ、ちょっと欲しい(笑
なでしこじゃないけど、富士山ってなんか特別感ありますよね。
巡礼ついでに道の駅のソフトクリームも堪能。
バニラではなく「あさぎり牛乳ソフト」です。地元産ミルクをストレートに感じられる優しい味のソフトクリーム、これもおいしかった。
朝霧高原、堪能しました。
ゆるキャン△の聖地巡礼、孤独のグルメとはまた違った楽しさがありますね。どこに行ってもほっこりする感じ。さすがに全部巡る気はありませんが(笑
ふもとっぱらはとても気に入ったので、機会があればまた来てみたいところです。
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