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HT-A9 に最適なスピーカースタンド

先日導入した HT-A9、めちゃくちゃ気に入っています。これまで組んでいた 5.1ch システムよりも音の繋がりが良い自然なサラウンド感が心地良い。あからさまにリヤチャンネルから聞こえてくるのではなく、全方向にわたって音に包囲される感覚が良いんですよね。

ただ、フロントスピーカーをとりあえず床置きにしていたらちょっと音の定位が低い。テレビ画面よりも少し下から台詞が聞こえてくるのに違和感がありました。イネーブルドスピーカーと自動調整で多少補正されているとはいえ、物理的な設置位置の低さを補うのは限界があるようです。そこで巷で HT-A9 に最適という評判のスピーカースタンドを買ってみました。

Eono / スピーカースタンド

Amazon が「Eono」というブランドで展開しているスピーカースタンドです。個人的には Amazon オリジナルブランドや Amazon ベーシック製品は敬遠気味ですが、これは同等品がなさそうだったので購入。
このスピーカースタンド自体は HT-A9 専用ではなく汎用品ながら、ネット上には HT-A9 ユーザーの購入報告が数多く上がっています。

スピーカースタンドだから大きな似姿で届くと思っていたら、普通にマンションの宅配ボックスに入るサイズの梱包でした。
組立は DIY で、各パーツやネジ袋に識別用アルファベットが振られていてマニュアルを読みながら簡単に組み立てることができます。

組み立ててみました。高級感はないけど安っぽく見えるほどでもない、まあ無難なデザインと質感。
ただ黒マット塗装は触ると手の脂が残りやすく、設置や位置調整時には少し気を遣う必要があります。

スタンドは伸縮式で高さ調整可能ですが、普通にテレビ横に設置する分には最低高で十分だと思います。

ちなみに最近のロットには HT-A9 専用の取付ネジが同梱されています。それだけ HT-A9 ユーザーの購入が多いことを Amazon 側も認識しているということでしょう。

HT-A9 の設置は、スピーカーユニット背面の目隠し蓋を剥がすと中に壁掛け/天吊り用のネジ穴とキーホールが出てくるので、L 字のブラケットに付属の専用ネジで留めるだけ。
一般的なスピーカースタンドだと上に載せるだけになってしまいますが、地震が多発している昨今の状況を考えるとある程度固定できるスタンドが欲しかったので、その点でこれは安心感があります。スタンドごと倒れるほどの揺れには耐えられませんが。

またこのスタンドはポールにケーブルを通せるようになっていて、設置時の見栄えをスッキリさせられるのもポイント。

ただし HT-A9 付属の電源ケーブルはそれほど長くはないため、ポールを通すと残りは数十センチしかありません。私は別途延長コードを使用してセットアップしました。

スタンドを設置し、再度音場最適化を実施。かくしてスピーカーがテレビ画面の高さに合い、より自然な音響で映像作品が楽しめるようになりました。ちなみにリヤは左は棚上にほぼ耳の高さで設置、右は床置きしていますが、後方だと高さによる聴感への影響はさほど大きくないようで特に問題ありません。それよりも映像とフロントの音の高さが合っていることのほうが重要ということですね。

これはいい買い物でした。スタンド設置したことで HT-A9 がいよいよリビングのメインスピーカーの位置づけになりつつあります。家族からはもう古いスピーカー要らないんじゃ…というプレッシャーが生じつつあり(汗)、AV アンプ含めどうするかは一回考えた方が良いかなあ。B&W 704 は二年前にツイーター交換と磁性流体の入れ替えを実施したところなので、まだ捨てたくはないんですけどね…。

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