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復活のエアレース、2022 年は全 4 戦で 7 月開幕

エアレースパイロット室屋義秀選手、飛行テクニックの違いや飛行機と自動車の関連性、2022年度シーズンの抱負を語る-Car Watch

先日のスーパー GT 第 2 戦の付帯イベントにて、エアレースパイロット・室屋義秀によるデモフライトが行われたようです。これまでもレースイベント等で室屋のデモフライトは実施されたことがありましたが、今回は明確に「エアレースのデモ」を銘打っての飛行。今年復活するエアレース世界選手権を国内レースファンに向けてアピールする目的と思われます。

Yoshi MUROYA

2019 年までのレッドブル・エアレースでは室屋義秀は「チーム・ファルケン」としての参戦で、ファルケン(住友ゴム)のブランドカラーであるエメラルドグリーン×ブルーの鮮やかな機体に搭乗していました。が、レッドブル・エアレースの終了とともにファルケンが離脱したようで、新生エアレースにはレクサス(トヨタ)とのパートナーシップによる参戦になる模様。今季の機体は大きく LEXUS ロゴの入ったシルバー×勝色のカラーリングになるようですね。個人的にはファルケンカラー好きだったので少し寂しいですが、レクサスカラーもチャンピオン経験者としての貫禄が感じられて良い。

開催国とスケジュールはこれまでも断片的に発表されていましたが、2022 年シーズンは最終的に以下の 4 戦で確定したようですね。

  • Rd1:7/9-10/イギリス(グッドウッド競馬場)
  • Rd2:9/10-11/マレーシア(会場未発表)
  • Rd3:10/15-16/インドネシア(ジャカルタ)
  • Rd4:11/19-20/オーストラリア(マッコリー湖)

レッドブル・エアレース時代は日本(千葉)でのレースが最も商業的に成功したと言われていたので日本開催もあるものと期待していましたが、少なくとも 2022 年の開催はないようです。まあまだ外国人の入国のハードルが高い状況が変わっていないのでやむを得ないところ。来季以降の復活に引き続き期待です。
しかしそれ以外のレーストラックもイギリス以外は全てアジアパシフィック地域というのが少し寂しい。世界選手権を名乗るならば世界中を転戦してほしいし、かつてのハンガリー・ブダペスト大会なんかは橋の下を通ってスタートするトラックや風景まで含めて最高だったんですけどね…。それだけ既存のレースはイベントとして厳しかったということなのでしょうか。

レッドブル・エアレース時代にすっかりこの競技と室屋義秀のファンになってしまった私としては、レースが少ないながらも復活してくれることがまず嬉しい。あとは国内での観戦体制がどうなるか、ですね…ネット中継で英語の実況を聞くのでもいいけど、国内でのファン拡大を考えると何かしら日本語での実況・解説は欲しいところ。できれば NHK で能勢雄一氏解説の中継を再開してほしいですが、もしそれがダメでも DAZN が配信権を獲得してくれませんかね。

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