「胃袋ん中すっからかん、腹が減って死にそうだ」
今日 5 月 6 日は「ゴローの日」ということで、Paravi/ひかり TV の配信オリジナル版ドラマ『孤独のグルメ』の最後の聖地巡礼の様子をお届けします。今回は、先日ニンニクチャーハンを食べた中野坂上の「ミッキー飯店」への再訪です。この配信版ドラマでは第 1 話・第 2 話ともに同じ店が登場しており、こういうシチュエーションは孤独のグルメ的には珍しい。それもそのはず、第 1 話でミッキーライスを食べ損ねた五郎がどうしても諦めきれずに同じ店を再訪するというのが第 2 話の脚本でした。果たして、再び訪れた店で五郎が食べた料理とは。
ドラマの第 2 話は「新人店員編」。お店の新人バイト君が混雑時に注文を捌ききれなくなって誤ったオーダーを入れてしまう…という内容でした。が、実際のお店はどうやら家族経営のようで、老夫婦が主にホール担当、職人っぽい風貌の若旦那さんが厨房担当。基本的にバイトは採っていないようでした。
ちなみに有名店だけあってランチタイムは確かに行列ができるほどの人気。地図を見るとすぐ近くには東京工芸大学もあるし、学生さんを中心に多くのお客さんで賑わっているように見えます。
それにしても「ミッキー飯店」ってすごい名前だよなあ…と改めて考えていたところ、営業許可書に店名の由来らしきものを発見。某浦安の人気者とは直接関係がなく、もともとは「盈喜(みっき)飯店」だったんですね。喜びに満ちた飯店…店主がお店に込めた想いが伝わってきます。
そんなわけで、今回いただくのはレバニラ炒め+ライスセット。五郎が切望したミッキーライスは前回食べたので、今回は誤オーダーで届いてしまったレバニラを食べてみることにしました(ゴローも結局ミッキーライスは諦めてレバニラを実食)。
「レバニラ炒め」と注文したところ、お母さんが厨房に入れたオーダーは「ニラレバ」。そして料理が提供されるときには「はい、レバニラです」と。レバニラなのかニラレバなのか、どっちやねん(笑。そういえばドラマ『深夜食堂』でもそんなエピソードがありましたね。まあどっちでもいいか、おいしけりゃ。
レバーがほぼ見えなくなるほど大量に盛られたニラ、もやし、タケノコ。もう食べるまでもなくシャキシャキなやつだ。
これはうまいに違いない。我慢できず…いただきます。
このレバー、激ヤバ。ミッキーライスに入っていたレバーと同じくプリプリだけど、味付けが全然違う。そして、ニラともやしのシャキシャキ、期待通り。
うん、うんうん!うまい。
自分としては、ミッキーライスよりもレバニラのほうが好きな味。
こいつに出会えて本当によかった。
続いて餃子。劇中では誤オーダーへのお詫びとしてお店からサービスされていた餃子でしたが、私は普通に注文。
ガツンとニンニクが効いた餃子、うまい。
町中華の餃子はこうでなくちゃ。シンプルでストレートだけどそれだけにパワーをもらえる味。
いや、今回もおいしかった。大満足、まさに中華夢の国。
こういう町中華にこそ、末永く続いてほしいと思う。
縁は異なもの、味なもの。
中野坂上ってあまり来る機会がないけど、また近くに用があったら食べに来よう。ニンニクチャーハン、クセになりそうな味だったし。
というわけで配信オリジナル版ドラマの聖地巡礼、6 話しかなかったこともあって比較的あっさりと完了してしまいました。遠方の店がなかったのも助かった(笑
でも今年はドラマ化 10 周年の記念すべき年。レギュラードラマとして Season10 の放送は絶対あるだろうと予想しています。それまではあと少しだけ残っている未訪の店舗を巡礼しながら待ちましょうかね。
■ドラマ『孤独のグルメ 配信オリジナル』聖地巡礼エントリーまとめ
第 1 話 相席編
第 2 話 新人店員編
第 3 話 賄い編
第 4 話 食の流儀編
第 5 話 テイクアウト編
第 6 話 デリバリー編 / 甘味パート
→その他の聖地巡礼エントリーはこちら
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