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F1 マイアミ GP 2022

フェルスタッペンがルクレールとの頂上決戦制す。角田裕毅はペースに苦しみ12位|F1第5戦マイアミGP
F1第5戦マイアミGPの決勝レースが行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。角田裕毅(アルファタウリ)は13位だった。

今回が初開催の F1 マイアミ GP。どんなサーキットかと思ったら、2 本のロングストレートと難易度の高いテクニカルセクションを組み合わせたチャレンジングなコースでした。ちょっと作為的に難しくしすぎな気もするけど、フリー走行から決勝までまあ面白かった。イベントとしてもマイアミらしい演出が随所に見られて楽しかったと言えます。

この初開催グランプリを制したのはマックス・フェルスタッペンでした。フリー走行から続くマシントラブルと相次ぐ赤旗中断でまともに慣熟走行できなかったにも関わらず、決勝では 3 番手スタートからレース序盤に的確にルクレールを仕留めてそのままチェッカー。開幕時点では速さもタイヤもちもフェラーリの方が一枚上手だと思っていたのが、前戦イモラからレッドブルが完全に逆転した印象。昨年の選手権争いを経てドライバーとして大きく成長したフェルスタッペンのレース運びも見事で、ディフェンディングチャンピオンの凄味を見せられた思いです。相変わらずマシンの信頼性がアキレス腱ではあるけれど、今季 5 戦中 3 回優勝の 2 回リタイヤ…つまり完走したレースは全て勝っている。去年も 9 位入賞のハンガリーを例外として完走したレースは全て優勝か 2 位だったわけで、そういう意味では昨年以来ドライバーとして覚醒した状態が続いているのかもしれません。

アルファタウリは 2 台揃って予選 Q3 進出を果たしたものの、決勝はレースペースに苦しみ(ガスリーは終盤のアクシデントに泣いたこともあり)ノーポイントの残念な週末に。角田裕毅は金曜はセットアップに苦しんだものの土曜日にはクルマとサーキットをモノにして良い予選を戦っただけに決勝での失速が悔しい。最終盤にソフトタイヤを履いてからのペースは良かったので、おそらく重タン状態のバランスがタイヤに合わなかったということでしょうか。まあセットアップを外しがちなのもアルファタウリというチームの限界と悟り、決勝で戦えるマシンをエンジニアと組み立てていくのが角田の次の課題なのかもしれません。ガスリーは近年それがそれなりにできていると思うので。

ドライバーオブザデイは華麗な逆転優勝を飾ったフェルスタッペンが獲得しましたが、個人的にはアレックス・アルボンにあげたい。この 3 レース、いずれも最後尾付近からのスタートでチェッカー時には入賞圏付近(10 位→11 位→9 位)ですからね。粘りの走りでタイヤをもたせ、他車のピットインやアクシデントをかいくぐってスルスルと順位を上げるレース巧者。2019~2020 年のアルファタウリ~レッドブル時代とはひと味違ういぶし銀の走りで、かつてはティエリー・ブーツェンのニックネームだった「振り向けばアルボン」と呼びたくなります(笑。今季のウィリアムズには残念ながらあまり戦闘力はありませんが、こういう印象的なレースを続けていれば再び上位チームに招聘される日も来るのではないでしょうか。

次のレースは一週間空けてスペインからモナコへの二連戦。スペインは各チーム走り込んでいるサーキットで大規模アップデートも予想され、おそらく夏休み前までの勢力図がここでいったん確定するはず。今の勢いだとレッドブルがフェラーリを逆転する流れになりそうですが、フェラーリがアップデートでそのモメンタムを止められるかどうか。楽しみに待ちたいと思います。

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