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横浜中華街 南粤美食 その 4

「食えば食うほど、好きになっていく」

横浜ガンダムを見に来たらついでに中華街に寄って行くのがすっかり私の定番コースになってしまいました。本当に目と鼻の先という距離だし、ここまで来たなら中華を堪能して帰らない方がもったいないというもの。

で、今回は時間的に多少行列に並んでも大丈夫という時間帯に中華街に来ることができたので、満を持してこちらのお店を再訪。

南粤美食

『孤独のグルメ Season8』に登場した名店、南粤美食です。孤独のグルメに登場した数多の中華料理店の中でも、ここはかなりお気に入りの店。

11:30 開店のところ 11:10 頃に到着したのですが、既に長蛇の列。一階席(カウンター+テーブル)と二階席(テーブル)があって一階席は空き次第案内されるようですが、二階席は見た感じでは入替制のようで、一巡目に入れなかった場合は一時間待ち、二巡目に入れなかった場合はさらに一時間待ちを覚悟した方が良いでしょう。私が入店できたのは 12:30 頃でした。真夏の炎天下でしたが海風が吹き抜けていて、思ったほど暑くなかったのは助かった。

メニューが豊富で来る度に迷ってしまいます。本当は四人くらいで来て一品料理をシェアするのが楽しいんだろうけど、こういう状況だから孤食でガマン。

ここに来たら中華釜飯と決めているはずなのに、ホワイトボードを見ていたら麺類も気になってきた。これは悩む…。

さておき、まずはアイスウーロン茶を飲んで落ち着こう。
暑い中を一時間あまり待っただけあって(途中堪えかねて自販機でコーラを買った)、キンキンに冷えたウーロン茶が心の底からありがたい。

まずは腸詰めから。
今まで釜飯の中に入っているのは食べたことがあったけど、単品で頼んだのは初めて。

全然飾り気がない盛り付けだから見た目は残念ですが、大事なのは味。
この肉汁と旨味の塊!ひたすら後を引く旨味が口の中を駆け巡る感。これはクセになるし、一生食べていたい。やっぱりこの店の腸詰めや干し肉系は絶品だ。

釜飯は「腊味二宝釜飯」。前回来たときに食べたのは「腊味三宝釜飯」だったから、宝が一個減ってしまった…。
具材はアヒルと腸詰め。上の単品腸詰めとダブってしまったけどそれはまあいい。三宝のときに入っていた干し肉が省略されているのがちょっと残念。でも、この店を代表する旨味食材が二つ入っているならうまいに違いない。

釜飯は食べる前に店員さんがかき混ぜてくれるのですが、混ぜる前に「写真撮りますか?」と言って撮影タイムを設けてくれます(笑。

アヒルも腸詰めも単品で食べてもおいしいけど、釜飯に混ざると旨味が米に移ってまた違ったおいしさがありますね。そして土鍋の縁にできたお焦げがまたおいしい。
この店の釜飯はやっぱり何度食べてもうまい。

もう一品欲しくなって、香港ひすい雲呑冷麺。
雲呑麺は食べたことがあったけど、それが香港冷麺になったらどんな味がするのか試さずにはいられませんでした。こう暑いと、こういう冷たい麺が嬉しい。

例によってプリップリの大ぶり海老雲呑。アツアツもいいけど、冷たくてもおいしい。
少し酸味のあるつゆに白髪ねぎが爽やかな味わい。

この緑色の麺は翡翠麺。ほうれん草を練り込んだ麺とのことです。
程良く縮れた弾力のある麺が冷たさをいっそう感じさせてくれます。これもおいしい…麺は普通盛りにしたけど、これは大盛りでも良かったか。

というわけで、今回も満喫しました。おいしかった。
次の機会があるなら久しぶりに複数人で来たいですね…いろんな料理をちょっとずつ楽しみたい。

ごちそうさまでした。

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