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mineo D プランが eSIM 対応へ

「mineo」新サービス発表会、キーパーソンが語る2023年春に提供する新料金プランや新サービスの狙いとは – ケータイ Watch

mineo がこの春スタートする新サービスを多数発表しました。
基本的にはエントリーユーザー取り込みを狙った低価格プランや割引サービスなど私にはあまり関係のないものが多いのですが、いくつか気になるのもあります。特に面白いと思ったのが「広告フリー」。

mineo、広告でギガを消費しないオプション「広告フリー」 – ケータイ Watch

mineo が広告として検出したパケットを課金の対象外とするサービスです。現代では広告が掲載されていない Web サイトを探す方が難しいくらいに広告が溢れていますが、貴重な通信パケット(意地でも「ギガ」とは言いたくない)を広告で消費してしまうのは悔しい。広告自体はダウンロードされてしまうもののその通信データ量がカウントされないのは精神衛生上とても良いと思います。カウント対象外となるのはあくまで mineo が広告として認識している IP アドレスリストに限られるようで、例えば YouTube 等に挿し込まれる動画広告は対象外ではありますが、面白い試み。
ただし通信自体は発生してしまうため、エンドユーザーには課金されないけど mineo から各 MNO への支払いは発生するわけで、そのあたりの収支はどう計算されているんでしょうか。これを導入することによるユーザー増では賄えないような気もします。でもそれくらい MVNO 間の差異化が難しいということでもあるのでしょう。

ちなみに通信会社側で広告が検出できるということは、それをブロックして代わりに通信会社側に都合の良い広告に差し替えることも「技術的には」できてしまうと思いますが…さすがにそこまではやらないか。

あと、私的に「待ってました」だったのは D プラン(docomo 回線)での eSIM 提供開始。

mineo、ドコモ回線のeSIMを2月22日から提供 – ケータイ Watch

今月機種変更した Xperia 5 IV(docomo 版)が物理 SIM+eSIM のデュアル SIM 対応だったので、MNO+MVNO のデュアル回線にしようと思っていたんですよね。でもこれまで mineo は A プラン(au 回線)しか eSIM を発光していなかったので、端末の対応周波数とは微妙にアンマッチなのを覚悟で mineo にするか、IIJ など docomo 回線の eSIM を発行してくれる MVNO を利用するか、あるいはメインである docomo 回線自体を eSIM にしてしまうか迷っていたところでした。
それが今回 D プラン対応の eSIM が提供されれば問題なく docomo+mineo(D プラン)のデュアルにできることになります。しかし、最近は三大キャリアでも大規模障害が起きることが珍しくなくなってきているので、バックアップという意味では au 回線とのデュアルにしておいたほうが良いのかもしれません。docomo 版 Xperia 5 IV は Band 1/3/18 には対応しているから au 回線でもまず困ることはないかな…。3 月までに eSIM を契約するつもりでもう少し考えてみます。

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