Anker 336 Charger の発売を待っているけど

Anker が春に発表した USB 充電器「Anker 336 Charger」の発売を待っています。

Anker、67W出力でもコンパクトな3ポートUSB充電器など – PC Watch

USB-C×2＋USB-A×1 で合計 67W までの出力に対応した USB チャージャーです。
私は日常的に持ち歩く USB 充電器としては今のところ Belkin の 45W デュアル USB-C チャージャーでとても満足しています。が、現行世代の VAIO では AC アダプターが軒並み 65W になってしまい、私の次の仕事 PC 買い換え時には USB チャージャーも 65W 品に買い換える必要があります（まあ高負荷をかけなければ 45W でも動く可能性あるけど）。そう考えていたときにキューブ型でコンパクトな 67W USB チャージャーが出るというニュースを見て以来、狙っていました。
が、当初は 6 月末発売予定だったのがいつの間にか「2023 年夏頃」に変更されてしまい、もう盛夏と言えるような季節になってもまだ発売する気配がない。発表時にプレスやインフルエンサー向けにサンプル機のハンズオンまではやっていたようなので、これは量産試作まで行ったけど量産直前になって生産か品質にまつわる問題でも発生したのではないでしょうか。

まあ私自身はそれほど急いではないから気長に待つかー、と思っているのですが、ふと現行の 65W 3 ポートチャージャー（Anker 735）や Belkin の 65W デュアルチャージャー（BoostCharge Pro Dual 65W）とスペックを見比べていると、336 Charger は現行品と比較して特に小さくも軽くもなっていないのでは？ということに気がつきました。

336 Charger は 735 Charger に比べると 1cm あまり短くなっているものの、底面積が大きくなってずんぐりむっくりした形状（キューブ型に近く）に変化しています。体積に換算するとこの三機種の中で最も大きい。コンセントに挿したときの出っ張りが抑えられるのは良いけど、どうせケーブルも一緒に持ち歩くことを考えるとむしろ現行型の細長形状の方がカバンへの収まりが良かったりするのではないでしょうか。
Belkin とは寸法とディメンション的には近いけど、336 Charger の方が全方向に少し太っている感じ。USB-A が一つついているのは役に立つ場面もありそうだけど、最近外出先で USB-A で充電することも減っているし、割り切って Belkin で良いような気もします。

Anker の 735 と 336 では定価ベースで大幅に値下がりしているので、336 が発売されたらあえて 735 を買う理由は（Amazon のタイムセールとかで大幅値引きでもない限りは）もうないでしょうが、こうしてみると値段も含め総合的に Belkin 優秀だなあ。
とりあえず 336 の発売をもうしばらく待ってみて、Amazon のセール等で Belkin との価格差もみながら最終決定しようかと。