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シーリングライトを LED に買い換え

自室のシーリングライトが突然バツンと切れてしまいました。

今まで使っていたのはパナソニックがまだナショナルブランドだった頃のもので、確か前のマンションに引っ越したときに買ったのをそのまま持ってきたやつだったはず。蛍光灯も十数年交換していなかったと思います。以前のマンションではリビングで使っていたのを今の書斎に移したからオーバースペックではありました。100W のツイン蛍光管って今五千円くらいするんですね…しかもメーカー側も LED への移行が進んでいて蛍光灯自体の選択肢が少ない。ならばもう蛍光灯の交換じゃなくてシーリングライトを LED タイプに買い換えてしまえ!と思ってヨドバシで買ってきました。

パナソニック / パルック LED HH-CK1023RA

Panasonic HH-CK1023RA

パナソニックの現行製品で量販店では扱っているのにメーカーサイトに掲載されていない、という謎のモデル。
書斎の照明がつかないとリモートワークで困るから通販ではなく店頭持ち帰りにしました。重いかなと思ったら LED だから蛍光灯式のシーリングライトより全然軽くて拍子抜け。

このモデルは 10 畳対応で定格 4,899lm だからせいぜい 6 畳程度しかない自室にはオーバースペックなのですが、ブツ撮りの地灯りにも使いたいから光量があると嬉しいし LED は経年劣化で輝度が下がるので、余裕あるスペックのものをほどほどの出力で使う方が長持ちするかなと。
比較的多機能なライトのはずなのに、数千円で買える単機能モデルと見た目が変わらないのがちょっと不満。もう少しデザインに凝ったものが欲しければ +5~6,000 という感じか…毎日目にするものだからそれくらい投資しても良かったかなあ。

Panasonic HH-CK1023RA

グローブを外すと蛍光灯の代わりに整然と並んだ LED がコンニチワ。白色 LED と暖色系 LED を混在させた、コンビニの天井照明でおなじみのタイプです。この状態で見ると LED の発色の違いがよく判りますが、グローブを被せると拡散して混ざるから不思議。

Panasonic HH-CK1023RA

操作は赤外線リモコンで行います。調光だけでなく調色も可能。
「全灯」を押すと全ての LED が 100% 発光します。「普段」は明るさと色を良い具合に調整してくれるのかと思ったら、「全灯」を押す前の状態に戻るだけ。せめて普段モードを記憶できる機能があれば良いけど、そこまで高機能を求める機種でもないか。
ちなみに「全灯」ボタンを長押しすると「明るさアップモード」として全 LED が 120% 発光します。明るさ調整ボタンでは到達できない特別なモード。LED の寿命に影響しそうだから常用はできませんが、ブツ撮り時に意外と役立ちそう。

なお点灯/消灯はフェードイン/アウトするような形でゆっくり反応します。消灯するときはそれでもいいけど、点灯するときはパッと点いてくれたほうが嬉しいんだけどなあ。

Panasonic HH-CK1023RA

LED の調光については、↑は白色に振り切ったモードで色温度 6500K。蛍光灯ではいわゆる「昼白色」「クール色」などと呼ばれるやつですね。LED の発光量は全灯時の 90%。(ちなみに全灯時は 6200K・100% 発光)。

ここから色温度を下げていくと、最大で 2700K・50% 発光になります(写真下)。

Panasonic HH-CK1023RA

作業するにはちょっとくらいけど、自室は隣接するリビングが電球色の LED だからリビングから空間の連続感を出したいときはこれもアリ。
普段使いにはデスクライトでも使っている昼光色(5000K)に合わせるのがちょうど良いのですが、LED の特製なのか中間色に調整すると光が微妙にマゼンタ被りして見えて気持ち悪い。慣れの問題かもしれませんが、作業やブツ撮りなどいろんな条件で扱いやすいところを模索する必要がありそうです。

今までの蛍光灯は調光はできたけど調色ができなかったので、色まで変えられるのは LED ならではという感じ。一般的な用途にはこのシーリングライトで十分すぎますね。
でも演色性が高くなかったり(Ra83)、デザインが残念だったり個人的にはちょっと物足りない部分もあります。蛍光灯がいきなり切れなければもう少し落ち着いて物色できたんだけど、今から言っても仕方ない。
順番で言えば次は子ども部屋の蛍光灯が切れるはずなので、そのときにこっちのと入れ替えも含め改めて考えようと思います。

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