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ゼルダの伝説 ToK、追加 DLC は「無し」

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売から 4 ヶ月が経過し、久しぶりに新しい開発者インタビューがファミ通.com に掲載されました。

いまだから語れる『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』開発者インタビュー。“遊び優先”を貫いて完成させた驚異の続編【ティアキン】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(ティアキン)のDLC、続編、時系列なども含めて開発秘話を開発者に聞くインタビュー。任天堂のプロデューサー・青沼英二氏、ディレクター・藤林秀麿氏に直撃!

多くのプレイヤーがエンディングに辿り着いたであろう今だからこそ言える内容が目白押しで、一通りクリアしたプレイヤーにとっては非常に読み応えのある内容になっています。本作に限らずゼルダシリーズ全般に言えることですが、まず遊びの楽しさを最大化させることが大前提にあって、ストーリーやキャラクターや設定はそのための後付け、ということが改めて開発スタッフから言及されています。自分でもプレイしながらきっとそうなんだろうと思っていたけど、それでもゼルダシリーズ全体を包含するような形で破綻の少ないストーリーを作り上げた本作のシナリオは秀逸だと思う。

しかしその話が霞んでしまうくらい衝撃的だったのが、次回作に関する質問に対して青沼プロデューサーが「今回は追加コンテンツの発売予定はない」と断言したこと。前作では挑戦し甲斐のある有料 DLC が用意されていたので、今回も年末くらいには DLC が提供されるんだろうと勝手に期待していたから残念なことこの上ない。インタビューでは「ToK のシステムの中で作れる遊びはやり尽くした」という理由が述べられていて、確かにそれはそれで納得できる気はします。でもストーリー的には古の賢者周りのエピソードはもっと掘り下げる余地があるし、何よりもあのハイラルの世界を探索する新しい要素がもっと欲しかった。だからいちプレイヤーとしてものすごく残念なのです。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

まあ、もしかすると任天堂的にはそろそろ Switch プラットフォーム向けの開発には一区切りつけて次世代ハード向けのタイトル開発に本腰を入れる時期だと思うので、そういう事情もあるのだろうと想像はしています。次の『ゼルダ』がどのような形になるか分かりませんが、個人的にはこれまで遊んだゲームの中でも最高峰の体験だったと言って良い BoW/ToK をさらに超える作品を出してきてくれることを期待しています。

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