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大岡山 四川屋台

久しぶりに大岡山の四川屋台で担々麺を食べてきました。

中華菜房 四川屋台

学生時代によく通っていたお店です。社会人になってからも年に 1~2 回わざわざ食べに来るほど、自分にとっての担々麺のオリジンと言える店。味のルーツを同じくする自由が丘の吉華に先日行って以来、久しぶりに食べたさが募っていたのでした。
大岡山の駅を出てすぐのところで、平日昼間は学生さんを中心に賑わっています。店先では店主かおかみさんがお弁当を販売しているのも風物詩のようなもの。

私が学生だった頃は 1F が担々麺屋で地下が主による営業の中華居酒屋という感じでしたが、今は地階も昼から営業しているようですね。そして料理も担々麺だけでなく中華定食も取り揃えている模様。逆に夜の居酒屋営業はやめちゃったのかな?四川系町中華をつまみに紹興酒を飲むの、けっこう好きだったんだけどなあ。

定食メニューは黒板に。中華定食の定番たるチャーハンが 10 食限定になっていて、どれくらいすごいのかちょっと気になる。他の定食もおいしそうだけど…私はここに来たら担々麺と決めています。

というわけで、パーコー担々麺。この排骨の衣が担々麺の汁を吸ったのがおいしいんですよ。
たっぷりめの青梗菜の上にみじん切りにした柚子の皮を散らしてあるのも香り高くて良い。学生さん向けに担々麺を出す店にしては洒落ています。

醤油ベースのあっさり目のスープの上に白胡麻と辣油が層を成していて、それらを麺と一緒に口に含んだ瞬間が至福。
今までに本場流の汁なしを含めいろんな担々麺を食べてきたけど、結局ここに帰ってくる味。二十歳前後の自分のいろいろなことが懐かしく思い出されます。

トッピングの「角煮かけ」。角煮かけといいつつ単品で出てきます。
ちょっとしょっぱめの豚角煮だけど、これもよく食べてたなあ。でもパーコーか角煮かどっちかだけで良かったような気もする。

久しぶりに食べたらやっぱりおいしかったので、日を改めてまた来てしまいました(笑。
今度は金曜日に行ったら終日麻婆豆腐食べ放題サービスをやっていました。昔はこんなのやってた記憶がないのですが、今は金曜がサービスデーなんですね。

寸胴鍋にたっぷり作られた麻婆豆腐がセルフで取り放題。
四川料理屋だからって山椒強めということもなく、町中華らしいオーソドックスな麻婆でこれはこれでおいしい。気がつけば一杯軽く完食して、おかわりまでしてしまいました。

担々麺は今回は汁なしにしてみました。
麻婆豆腐があるならライスもつけるしかない、と頼んでみたのですが、中ライスを頼んだら普通の店でいう大盛り以上のサイズが出てきてびっくり。これは麻婆丼にするしかないやつや…。

汁なし担々麺、味の方向性は汁ありと同じだけど長ネギとパクチーがたっぷり入ることでさっぱり感強め。麻婆豆腐食べ放題とのバランス的にはこっちで正解でした。

久しぶりに食べたけどやっぱりおいしかった。吉華陳建一の担々麺と同じ流れにあることを改めて確認しました。

東京に住んでいる限り、また思い出したように食べに来ると思います。
ごちそうさまでした。

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