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劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re: [LIVE ZOUND] @チネチッタ

前編に続いて『ぼっち・ざ・ろっく!』の劇場総集編を観にチネチッタに行ってきました。当然 LIVE ZOUND 上映。

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:

前編は STARRY での初ライヴまで。となると後編は江ノ島から学祭ライヴまでをゆったりめに描くんだろう…と思っていたら、時間軸的には前編クライマックスのライヴシーンからオーバーラップするように始まりました。で、OP がいきなり新曲の『ドッペルゲンガー』というのがアツい。
尺的にはテレビシリーズの 9~12 話までをほぼノーカットでそのまま上映できる計算になりますが、劇場総集編とはいっても単なる総集編にしないのがぼざろの濃いところ。江ノ島パートはさらっとダイジェスト的に済ませつつ、学園祭の準備~模擬店パートで結束バンドメンバーの関係性と観客の期待値を溜めに溜めて学祭ライヴで爆発させる!という構成になっていました。例によってギャグシーンはテレビシリーズ比でやや控えめ。前編同様にメンバー四人の人間関係にフォーカスが当たっているのが劇場アニメとして筋が通っていて良いと感じました。個人的には、特に喜多ちゃんの好感度がテレビシリーズ以上に高まった(笑。

前編では新規カットは少なめで構成の変化と OP/ED の新曲でテレビシリーズとの差分を作っていましたが、後編ではこまごまと新規カット/新規シーンが追加されていて「映画館でかけるにあたってどこを盛り上げたかったか」が明確に感じられました。また前編以上に 5.1ch サラウンドの恩恵が強く、クライマックスの学祭ライヴで自分がまるで体育館にいるかのような臨場感があったのと、ぼっちのギターの弦が切れた直後に喜多ちゃんがアドリブソロで繋ぐ→ぼっちの即席ボトルネック奏法という二人のすごさがテレビ以上に際立って聞こえてきたのが素晴らしかった。あとなにげに劇中での SICK HACK(廣井きくりのバンド)のライヴの音も半端なかった。「所詮は総集編でしょ」とか言わずにこの音響を感じるためだけに映画館に行く価値があると思います。音を聴け音を(お前らとは違うんだぜ感

テレビシリーズは半分はギャグで笑うのが目的で観てたところがありますが、劇場総集編は完全に音楽を聴くために観に行く作品という感じ。映画館を後にするときの気分が映画を観た後というよりはライヴ帰りのそれに近い。テレビ&配信で何度か観たのと同じ内容でもこうも感じ方が違うものですかね。
とても良かったので夏の間に最低もう一回は観に行こうと思います。そしてこの劇場総集編を経ての新作アニメーションも楽しみにしています。

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